山形県内で８日、３９日ぶりに新型コロナウイルスの感染者が確認された。感染したのは山形市の２０代の男子大学生で、県外の患者の濃厚接触者だった。
山形市によると、新型コロナウイルスの感染が確認されたのは市内に住む２０代の男子大学生。この男子大学生は先月２９日に３７℃台の微熱があり、その後、熱は下がったが県外の感染者の濃厚接触者と判明。今月５日に県外の保健所から検査依頼を受け、検査を行ったところ、陽性と確認された。
男子大学生は現在、市内の感染症指定医療機関に入院しており、症状は重症ではないという。
この男子大学生は発症の２日前の先月２７日など複数回にわたり自家用車で、１人で県外に外出。また、発症した先月２９日には大学に通っており、同居する家族１人と大学の教員２人の合わせて３人が現時点で分かっている濃厚接触者だという。この３人については県衛生研究所で８日ＰＣＲ検査を実施したという。
県内で新たな感染者が確認されたのは８月３０日に山形市で確認されて以来、３９日ぶり。これで県内の感染者の累計は７９人で、山形市内では１０人目となった。
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