Pages

Friday, January 8, 2021

首都圏の大学受験で心配の声|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

1都3県に緊急事態宣言が出されるなか、道内から首都圏の大学を受験する受験生たちからは、試験までに十分な準備ができるかどうかなど、心配する声が聞かれました。

首都圏の大学では、早いところで来月上旬にも入試が行われることになっていて、現役生と浪人生およそ800人が通う札幌市北区にある大手予備校「河合塾札幌校」では、およそ4割が受験するということです。
このうち、首都圏にある6つの大学を受験するという女性は、「入試が予定通り行われるか不安なのが一番ですが、行きたい大学があるので感染状況に左右されすぎずに自分が今までやってきたことを精いっぱい頑張りたいです」と話してました。
また、東京の私立大学が第1志望だという男性は、「いま通っている予備校の系列の校舎が東京にあるが、気兼ねなく勉強しに行けない。ホテルの中など閉塞感がある中で勉強を強いられると思うので、精神的な苦しさを感じてしまうのではないか」と心配そうに話していました。
東京の国立大学が第1志望だという女性は、「試験会場は対策していると思うので心配はしていませんが、東京に行くまでの間、空港など人が多くいるところを通ることになると思うので、そこで感染するかも知れないと少し心配です」と話していました。

河合塾札幌校では自習室の席を減らしたり、飲食ができる部屋では学生たちに対面で座ることを避けるよう呼びかけたりして、感染対策を取っています。
予備校によりますと、ことし受験する学生たちは新型コロナウイルスの影響だけでなく、「大学入学共通テスト」が初めて実施される一方、当初予定されていた英語の民間試験の活用や、国語と数学の記述試験が導入を見送られるなど、試験方式の変更に直面しています。
北山健一校舎長(39)は、「去年の入試でも新型コロナウイルスの影響で北海道大学の後期日程がなくなりました。ことしも試験がなくなるリスクはありますが、受験に向けた準備は変わらないと受験生たちも分かっている。だからこそ、私たちもしっかりサポートしていきたい」と話していました。

Let's block ads! (Why?)


からの記事と詳細 ( 首都圏の大学受験で心配の声|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/399oY9W

No comments:

Post a Comment