日本相撲協会は１３日、新型コロナウイルスのＰＣＲ検査で山響部屋付きの小野川親方（元幕内北太樹）と、尾上部屋付きの音羽山親方（元幕内天鎧鵬）の陽性が判明したことを受け、山響部屋の力士１３人、尾上部屋の力士１５人の計２８力士全員が春場所を休場すると発表した。両部屋に十両以上の関取はいない。ほかに、濃厚接触の可能性がある両部屋の親方や床山、呼び出しも全休する。
小野川、音羽山親方と相撲協会の公式ユーチューブに出演した富士ヶ根親方（元小結大善）、武隈親方（元大関豪栄道）も濃厚接触の可能性があるとして全休。小野川、音羽山親方と同じ相撲協会の社会貢献部で仕事をした秀ノ山親方（元大関琴奨菊）、井筒親方（元関脇豊ノ島）ら１５人の親方は経過観察のため４日目の１７日まで自宅待機となる。追加の検査で陽性者はいなかった。
◆新型コロナウイルス関連で全休
▽山響部屋 幕下以下力士１３人、山響親方（元幕内巌雄）、小野川親方、床山１人、呼び出し１人▽尾上部屋 幕下以下力士１５人、尾上親方（元小結浜ノ島）、佐ノ山親方（元幕内里山）、音羽山親方、床山１人▽その他の部屋 富士ヶ根親方、武隈親方
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