
(ブルームバーグ): バイデン米大統領は6日、米国の全成人を4月19日までに新型コロナウイルスワクチンの接種対象とするよう訴える見通しだ。ホワイトハウスの当局者が明らかにした。既に2州を除く全ての州で19日までに全成人を接種対象とする見通しとなっていることが理由。
バイデン氏はこのほか、大統領就任から75日以内に1億5000万回のワクチン接種を実施したことを明らかにする。このペースが続けば、就任後100日目までに2億回の接種実施との目標を達成できることになる。
米国ではオレゴン州とハワイ州を除く全ての州が19日までに全成人をワクチン接種対象とする予定になっている。オレゴンとハワイは現在のところ5月1日を目標としている。バイデン大統領は当初、5月1日を全成人をワクチン接種対象とする目標に掲げていた。
米国では先週末までに半数近くの州でワクチン接種対象を16歳以上とした。今週末までにその数は36州に増える。
感染力のより強い変異株が全米各地に広がっており、バイデン政権としては感染が再び急増する前にワクチン接種のペースを速めたい考えだ。
大統領の首席医療顧問である米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は6日、感染者数は増加しつつあるが、新たな急増段階にあるとはまだ言えないとの認識を示した。
ファウチ氏はMSNBCのインタビューで「増加しているのは明らかだ」としつつ、「昨年の急増時と異なる点は、現在は極めて有効なワクチンがあるということだ」と述べた。
原題:Biden to Urge Making Vaccines Open to All Adults by April 19 (2)(抜粋)
(c)2021 Bloomberg L.P.
Jennifer Jacobs
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