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Wednesday, July 14, 2021

高齢者接種、月末までに終了 一般は供給不足懸念 和歌山知事 - 産経ニュース

ワクチン接種の見通しを説明する和歌山県の仁坂吉伸知事
ワクチン接種の見通しを説明する和歌山県の仁坂吉伸知事

65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種について、和歌山県の仁坂吉伸知事は14日の定例会見で、7月末までに希望者全員に終了する見通しを明らかにした。一方、65歳未満については、8月以降の政府からの供給が不透明などとし、「(ワクチンを)くれさえすれば早く終わるが、(時期の)公表ははばかられる」と述べ、供給不足に懸念を示した。

県によると、65歳以上の高齢者の接種対象約31万人については、すでに6月28日の週までに希望者全員分のワクチンが供給済み。

会見で仁坂知事は「今までは完全に順調」と振り返った上で、「(県内市町村では)ほとんど終わりかけている自治体もあるし、7月末までの希望者全員接種は菅(義偉)総理にも約束している」と終了に自信をみせた。

一方、高齢者への優先接種に続く64歳未満の一般接種については、全国的に政府からのワクチン供給不足が懸念されている。

県内自治体でも、すでに一般接種の予約を一時中断したり、逆に想定よりも事前に多く届いて一時在庫過剰となり、今後の供給が削減されたりする自治体も出ているという。

そのため仁坂知事は、県内自治体で供給の過不足が生じないよう配分調整をしているとし、「8月上旬までは(接種は)今のペースで走れるが、それ以降は(ワクチンの)絶対量が不足する」とした上で、「接種が進むよう最大限努力する」と述べた。

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