Pages

Thursday, July 29, 2021

民間救急の会社 搬送件数が先月の2倍超 多くは若い世代|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、患者の病院への搬送を担う、民間の会社には、保健所などからの依頼が相次ぎ、今月はこれまでに180件にのぼり、先月の2倍以上に急増しています。
患者の特徴も変化がみられ、多くは基礎疾患のない若い世代になっているということです。

東京・日野市にある「民間救急フィール」は、保健所や自治体などからの依頼を受けて、自宅で療養していたものの状態が悪化した患者などを病院に搬送する業務を担っています。
患者の搬送件数は、今月22日までに184件にのぼり、先月の77件の2倍以上に急増しています。
なかには、自宅近くで受け入れ先が見つからず、1時間以上かけて搬送するケースもみられるということです。
また、患者の特徴も変化がみられ、第3波や4波では、基礎疾患のある高齢者が全体の7割を占めていましたが、今月は40代以下の搬送がおよそ7割を占めていて、多くは基礎疾患のない患者だということです。

取材で同行した27日は、気温が高くなる中、感染対策のため防護服を着用し、患者の元に向かっていました。
この日、搬送された40代の男性は自宅で療養していましたが、数日間、熱が下がらず、さらに血液中の酸素の数値が悪化し、入院することになったということです。
ワクチンの接種はできておらず、感染経路は分からないということです。
患者の搬送を担当した八島悟さんは「同じ地域だけで何か所も回って患者を運ぶこともあり、市中感染が広がっているように感じる。今までは若い人は無症状が多かったが、今の若い人は胸が苦しい、息が苦しいといった人が目立つ。変異株では重症や中等症の方が多く、座っているのもつらそうだ」と話していました。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 民間救急の会社 搬送件数が先月の2倍超 多くは若い世代|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB )
https://ift.tt/379Yjce

No comments:

Post a Comment