
「オシャレだよね。要らんけど。」と思っていたが…
●共同照明 フロアスタンドライト GT-DJ01B-5WT-2 実勢価格:9299円/サイズ:高さ149cm、ランプ部タテ33×ヨコ33cm/重さ:約4.8kg オシャレだよね。要らんけど。これまで私が抱いていたフロアライトへの感想だ。部屋を照らすなら天井からの光で十分だし、手元は卓上ライトがあればいい。フロアライトはなんのため?と思考を巡らせても「オシャレさを追求するもので、機能的ではない」という結論しか出てこなかったし、それが本質だと思っていた。 聞いてほしい。人生で初めてフロアライトを買った。心変わりの理由は、部屋の模様替え。その過程で妙なこだわりを発揮し、気がついたらフロアライトをカートに入れていた。機能として要らんとしても、部屋にムーディさが欲しかったのだ! この安直な思考で購入したのが、共同照明の調光調色対応フロアライト。LED電球が3灯、天然木風のカサも付き、雰囲気は上々。角度調整も完備。電球色と昼光色とを無段階で変更できる。チープだがリモコンも付属し、操作性も高い。
これがいい。すごくいい。
さて、過去の自分を否定するようでバツが悪いのだが、これがいい。すごくいい。 機能的な面から見ると、光源の向きと光量を柔軟に調整できるので、その時々でちょうどいい明るさ、向きに調整できる。手元に光が欲しいPC作業や読書も、間接光を利用することで目に優しくて快適だ。なにより部屋の居心地がいいのだ。 フロアライトをつけると、その周囲だけがふわっと浮かび上がり、新調したデスクと椅子が照らされる。私は気がつくとそこに座っていて、PCを広げ、作業を始めてしまう。座り心地は書斎のチェアが勝っているが、この明かりの下で仕事をしたい!といった衝動に駆られるのだ。そして不思議と筆が進むのだ。現にこの原稿も、この明かりの下で執筆している。
いつもと同じことでも「特別感」
こうして、フロアライトの明かりの下では、想像していた以上に居心地がよく、最近は一日のほとんどをこの部屋で過ごしている。 部屋全体が明るいのも確かに快適だが、周囲だけを照らすといったフロアライトから受け取れるエモさは、いつもの執筆、読書、晩酌でも「特別なことをしている」ように錯覚させてくれる。 結果、日々のモチベーションにも好い影響を与えているので、買って正解だったと心から思っている。もし、代わり映えのしない毎日に悩む人がいたら、ぜひフロアライトを迎えてみてはどうだろうか。
共同照明 フロアスタンドライトのここがスゴイ!
付属のリモコンで調光・調色もOK。明かりに合わせて頭のモードが切り替わり、仕事への集中力も、休憩時のリラックスも質が向上した。誰だ、要らんけどなんて言ったやつは。 【今週のジバラー】小暮ひさのり PC誌やWeb媒体を中心にデジタルアイテムのトレンドを追うテクニカルライター。特技はお掃除 ―[プロが自腹で買ったもの「ジバラーガジェット」]―
日刊SPA!
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