スキージャンプのワールドカップで日本の男子選手では初めて２回目の総合優勝を果たした小林陵侑選手が「落ち込んだシーズンを乗り越えて総合優勝でき、すごくうれしい」と心境を語りました。
スキージャンプ男子、日本のエース小林選手は今シーズン北京オリンピックのノーマルヒルで金メダル、ラージヒルで銀メダルを獲得したほか、ワールドカップで８勝を挙げ３シーズンぶりに２回目の総合優勝を果たしました。
先月、今シーズンを終えて帰国した小林選手は都内で会見し、日本の男子選手で初めて２回目の総合優勝を果たしたことについて「最初に総合優勝してから落ち込んだシーズンもあったがそれを乗り越えて総合優勝できてすごくうれしい」と笑顔で心境を語りました。
今シーズンは出場したワールドカップすべてで１０位以内に入る安定感を見せたことについて「シーズン前に今までにないくらいいい準備ができていたし、だめな時があってもすぐにそれをリカバリーできていた」と振り返りました。
その上で来シーズンに向けては「地元の札幌でワールドカップができればすごく楽しみだ。ビッグジャンプができればいいし、まずは１勝を目指したい」と意気込みを話していました。
小林選手は来月からジャンプの練習を再開する予定です。
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