和歌山県は、８日、新たに４２２人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
県は、第７波に入ったとして危機感を示し、改めて感染対策の徹底を呼びかけました。
新たに感染が確認されたのは、乳児から９０代までの男女合わせて４２２人で、感染者が４００人を超えるのはことし２月２３日以来１３５日ぶりで、１週間前の金曜日より２３４人増えました。
また、和歌山市のサービス付き高齢者向け住宅で入居者や職員など合わせて１７人、新宮保健所管内の飲食店で利用客と従業員合わせて１３人の感染が８日までに確認され、県は、４３２例目と４３３例目のクラスターに認定しました。
このうち、新宮保健所管内の飲食店について、県は、店舗名を那智勝浦町の「スナックヒマワリ」と公表したうえで、６月２９日から７月４日までの間に店を利用した人は最寄りの保健所に連絡するよう呼びかけています。
和歌山県の野尻孝子技監は、「４００人を超えたことに非常に危機感を持っている。この増加傾向はしばらく続くとみられ、第７波に入ったという認識を持っている。県民の皆様には、今まで呼びかけている以上に集団での飲食などリスクの高い行動について十分留意してほしい」と呼びかけました。
県内の１日の感染者数を保健所別にみると、和歌山市で２１３人、御坊で４８人、岩出で４３人、田辺で４０人、新宮で２５人、湯浅で２０人、海南で１８人、橋本で１２人、県外で３人になっています。
これで県内で感染が確認された人は合わせて４万６７０８人になりました。
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