今回の大雨で、秋田県内を走る秋田内陸線は、線路に土砂が流れ込むなどして一部の区間が不通になっていて、15日からバスによる代行輸送を始めました。
秋田県内の北秋田市と仙北市を結ぶ秋田内陸線は、北秋田市内の9か所で土砂が線路に流れ込み、鷹巣駅と阿仁合駅の間では当面、運転を再開できない見込みです。
このため、15日からこの区間でバスによる代行輸送を始めました。
阿仁合駅では15日午前11時半ごろ、乗客6人が鷹巣駅方面に出発するバスに乗り込みました。
阿仁前田温泉駅へ向かうという62歳の男性は「週に2回ぐらい、駅にある温泉へ通っていたので不便になると思っていましたが、代行バスが走ってくれたのでよかったです」と話していました。
代行バスは1日8往復運行され、主要な駅にのみ停車します。
また、阿仁合駅と仙北市の角館駅の間は通常どおり運転しています。
秋田内陸線を運行する第三セクター、秋田内陸縦貫鉄道の齊藤伸一運輸部長は「今までにないぐらいの被害の大きさで、われわれも驚いている。道路も被害を受けているので、代行バスは主要な駅にしか止まることができないが、ぜひ利用してほしい」と話していました。
秋田内陸縦貫鉄道によりますと、秋田内陸線は、米内沢駅と小渕駅の間の9か所で土砂が崩れているのが確認されたということです。
このうち、桂瀬駅と阿仁前田温泉駅の間に位置する北秋田市の桂瀬を通る線路には、斜面から崩れた土砂が長さ100メートルほどにわたって覆いかぶさっていました。
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