自然豊かなまんのう町で廃校となった校舎や廃業した工場、それに田んぼなどさまざまな場所を会場にした現代アートのイベントが開かれています。
「アートエコーまんのう」と題したこのイベントは、これまで開かれてきた2つのアートイベントを統合して、ことし初めて開かれました。
廃校や操業をやめた工場、それに自然豊かな果樹園の跡や田んぼなど9か所を会場に、県内外から参加したアーティスト40組の個性あふれる作品が展示されています。
このうち、操業をやめた工場に展示されている平野年紀さんの作品は、展示された部屋に入ると人の顔をした奇妙なオブジェが動き出すしかけが施されています。
平野さんは、「この工場をもう一回元気にしたいと思い、動く作品を展示すると活気のようなものが生まれるのではと考えた」と話しています。
また、廃校となった中学校の校舎を活用した「ことなみ未来館」には、教室ごとにさまざまな作品が展示され、訪れた人たちはアーティストの田口輝彦さんが手がけた人形の作品などに見入っていました。
イベントの実行委員会の谷川博史代表は、「自然の中や美術館ではない場所に作品が置かれることによって、今までにない感覚や感動があると思う。ここでないと体験できないものを楽しんでほしい」と話しています。
このイベントは、今月26日まで開かれています。
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