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Wednesday, July 19, 2023

横浜流星、窪田正孝との“死闘”を回顧「負けたくない」 橋本環奈も ... - 東奥日報

窪田正孝との“死闘”を回顧した横浜流星(C)ORICON NewS inc.

窪田正孝との“死闘”を回顧した横浜流星(C)ORICON NewS inc.

 俳優の横浜流星(26)が19日、都内で行われた映画『春に散る』(8月25日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに登壇した。体調不良で欠席となった窪田正孝(34)との共演シーンについて振り返った。

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 同作は、沢木耕太郎氏が、半生をかけて追い続けてきたテーマ・ボクシングを通じて“生きる”ことを問うた同名小説を映画化。瀬々敬久監督がメガホンをとった。

 不公平な判定で負けアメリカへ渡り、40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤)と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜)をめぐるストーリー。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願。やがて2人は世界チャンピオンをともに目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。

 ボクサー役を演じた横浜は、今作がきっかけとなり、日本ボクシングコミッション(JBC)のプロテストの受験を決意し、C級ライセンスを取得。ボクシングシーンの撮影前には元世界チャンピオンで今作のボクシングアドバイザーに名を連ねる内山高志氏と練習を積んだそうで、横浜は「内山さんにミットをもっていただいた。ぜいたくです」とかみしめ「格闘技への経緯は絶対に持たなくてはいけない。失礼がないように」と意を決して臨んだことを明かした。

 さらに、今作のボクシング指導・監修担当で、俳優としても活動する松浦慎一郎には「今までにないボクシングシーンにしてください」とプレッシャーをかけて、自身も追い込んだ。

 その中でも、窪田が演じる中西利男との試合は、大迫力のものとなっている。瀬々監督は「ファーストカットが、あまりに動きが速くて、カットをかけられなかった。そうしたら、松浦くんが『カット!カット!このままだと死んじゃうんだよ!』と叫んで」とまさに死闘を繰り広げていたことを告白。「すみませんでした」と謝罪すると、横浜は「続けるしかないですもんね。中西に負けたくない、窪田くんに負けたくないという気持ちが表に出すぎました」と振り返った。

 このシーンには、佐藤浩市も「セコンドで見ていて、役者としても、役としても、2人の負けたくないという気持ちが伝わりました。お芝居であったとしても、どこまでも自分が真剣なんだっていう気持ちが前のめり。それが全部映っています。ハードルを上げても見ごたえのあるシーンになっている」と大絶賛。橋本環奈も「近寄れないぐらいの気迫と緊張感に圧倒されました」とうなずいていた。

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