お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が、1st写真集「虚構」（ワニブックス）を出版。
普段は"チャラ芸人"として活躍している兼近さんが、今までに見せたことのない表情で魅了。地元・札幌でのオフ感満載のショットや、自然の中で戯れる無邪気な笑顔、寝起きやシャワー中のセクシーショットまで…兼近さんの新たな一面を堪能できる一冊！
「テレ東プラス」は、発売記念オンライントークイベント直前の兼近さんを直撃！ 写真集の見どころやコンセプト、これまでの芸人人生について、たっぷり話を伺いました。
アルバムという概念がない家庭で育ったので、親が見たら喜ぶと思います
――歌手、作家、モデルなど、芸人の枠にとどまらず飛躍し続ける兼近さん。写真集出版も芸人としては異例だと思いますが、最初にオファーを受けた時はどう思いましたか？
「毎年、自分の誕生日に何かしら面白い企画をやってるんですけど、今回は写真集を作ろうということで、マネージャーに『何とかなんないかな？』と相談して、自分からお願いした感じです。その時点ではコンセプトも何も決まってなくて、『思い出として写真集を作れたらいいな〜』くらいの感じでした」
――そこから、どのようにコンセプトを決めたのでしょう。
「『虚構』というタイトルの通り、日常生活では起こり得ない構図でポーズを決めています。“写真集でよく見るやつ”の集大成なので、そんなわけない構図で、そんなわけない表情をして。例えば、スーツのままバスタブにつかってびしょ濡れになったり、鼻にソフトクリームをちょこんとつけたり…。だって、日常生活でマジでこんなのやってたら、ただのヤバいヤツじゃないですか（笑）」
――確かに、写真集でよく見るシチュエーションがたくさん詰まっていますね（笑）。ベッドでのセクシーショットでは、Calvin Kleinの下着がチラリと写っていますが、あれも“虚構”？
「あーでも、あのパンツは自前だったかな？ なんていうか、チャラい人ってめっちゃパンツ出しません？ 女子も男子もCalvin Kleinのロゴを見せたがる（笑）。そんなわけない！ っていう"虚構"のイメージがあったので、家にあったものをはきました。衣装は基本どれも自前なんですよ」
――「パンツは自前です…」と、ここはしっかり書いておきます（笑）。寝起きやシャワーのショットは、セクシーな表情が満載ですね。どんなことを想像しながら撮影に臨みましたか？
「何も想像してないです（笑）。ただただ、スケベな表情を作ってるだけなので、特に何も考えず、“面白いなー”と思いながら撮られていました。
でも、きっと引いちゃう人もいますよね。『芸人なのに、なんでこんなことしてるの？』という人もいると思うので…。今、モデルや作家など、いろんな仕事をしているので、それぞれ求められるものが違うというか、『この仕事をしている兼近は見たくない』って人も、中にはいると思うんですよ。だからこの写真集も、純粋にEXITのネタを楽しみたい人はそもそも買わないかもしれないし、人によってはめっちゃ嫌がると思う（笑）。ネタ、歌、コメンテーター、YouTube…いろいろやるのって、実は結構大変なんです」
――確かに、芸の幅が広がるほど、賛否ありますからね。でも、何事も勇気を持って臨むからこそ、新たな可能性も見えてくるわけで…。今回の写真集でも、新たな発見があったのでは？
「『プロが撮ると、こんなにかっこよくなるんだ！』とは思いました。自分が普段生きてる中で、こんなにかっこいいシーンを体験することはないので…。
あと、小さい頃からアルバムという概念がない家庭で育ったので、親が見たら喜ぶなと思いました。両親にとって、これが初めての僕のアルバム。世の中の人は、結婚する時に自分の幼少期のアルバムを持っていく人もいるそうなので、僕はこれを持っていけばいいですよね（笑）」
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