段田安則、舞台「リア王」に意欲「今まで見たことがない、新しいリア王を」ショーン・ホームズ氏と再タッグ - au Webポータル

　俳優の段田安則が８日、東京・東京芸術劇場プレイハウスで初日を迎えた主演舞台「リア王」（３１日まで）に出演した。段田は、２０２２年に読売演劇大賞の最優秀男優賞に輝いた「セールスマンの死」を手掛けた演出家のショーン・ホームズ氏と再びタッグを組む。

　シェークスピアの４大悲劇の一つ「リア王」を新たな解釈で上演。段田は生来の気性の荒さと老いから、娘たちの本心を見抜けず、悲嘆と狂乱に暮れるリア王を演じる。初日前会見で「この舞台が成功するのか、ドキドキの状態でございます」と明かし、「リア王は高い山。頂上に登るのが大変。私の体力が不安で滑落しそうで…。何とか頂上へ登ってやるぞと思っています。今まで見たことがない、新しいリア王をぜひご覧ください」と呼びかけた。

　共演は小池徹平、上白石萌歌、江口のりこ、田畑智子、玉置玲央、入野自由、前原滉、盛隆二、平田敦子、高橋克実、浅野和之ら。地方公演は４月６～７日に新潟、同１３～１４日に愛知、同１８～２１日に大阪、同２５～２６日に福岡、５月２日に長野で上演する。

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