春は引っ越しのシーズンです。新しい部屋探しなどこれまでは「対面」での接客が主だった不動産業界ですが、コロナの影響で「非対面」の動きが出てきています。
県内の大学では先月から合格発表が相次ぎ、新生活に胸躍らせる受験生の姿が見られました。
新生活に合わせて必要な新たな住まい。ことしは新型コロナで新居選びにも変化が起きています。
■三好不動産 野添隼人さん
「最近はオンライン内見が増えました」
『オンライン内見』。不動産会社の担当者だけが現地に赴きスマートフォンのビデオ通話などを通して客が部屋を見学することです。
この不動産会社ではオンライン内見をする客がこの1年で1割未満から全体の3割ほどに増えました。
不動産コンサルティング会社の調査でも、この春の繁忙期に新たな接客方法を導入予定の会社のおよそ半数がオンライン内見を取り入れたいとしています。
■筒井アナ
「いったいどんなものなのか実際に体験してみます。」
紹介してもらうのは福岡市中央区の物件です。
■筒井アナ
「よろしくお願いします」
部屋選びで気になるのが収納スペースです。
■筒井アナ
「いいですね、引いて出せるタイプ」
■三好不動産 野添さん
「キッチンの後ろに棚も 棚というか洗濯機置き場」
■筒井アナ
「洗濯機置き場の棚はどれぐらいの高さですか」
■野添さん
「僕のちょうど目線ぐらいなので170ないぐらい」
■筒井アナ
「手も届きそうですね私も」
高さがわかりにくいロフト部分では。
■野添さん
「天井は膝曲げるぐらい腰も曲がっていますけどこんな感じです」
「寝具置いても大丈夫だと思う」
■筒井アナ
「あまり圧迫感ない感じがします。」
■野添さん
「広さもあるので」
カメラを内側に切り替え自分を映して高さを伝えてくれました。
さらに撮影機材にも工夫が。
■野添さん
「広角レンズです。これがないと視界が狭くなってしまうので」
視野が広くなるレンズで部屋の雰囲気を伝えます。ただ、オンラインでは伝わりにくいものも。
■野添さん
「街並みが見れなかったりとか匂いや雰囲気というのが伝わらないというのが1つ課題かなと思います」
今後はオンラインの特性を生かし、遠方で暮らす家族など複数の回線をつないで案内することも考えているということです。
コロナ禍で迎える引っ越しシーズン。
ことしは家選びにも新たな工夫が広がっています。
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