高齢化が進むさいたま市桜区にある団地の近くに、地域住民の交流の場にしようとカフェや調理設備を備えた「団地キッチン」が３０日オープンします。
この「団地キッチン」は、さいたま市桜区にある田島団地に隣接する場所にこのほど完成し、３０日のオープンを前に関係者が集まってテープカットをしたあと内覧会が行われました。
およそ１９００戸の田島団地は入居開始から５０年以上たち住民の高齢化が進んでいて、団地を管理する「ＵＲ都市機構」などが地域の活性化を目指して「団地キッチン」を設けました。
住民どうしが交流できるカフェを始め、イベントや料理教室などの際に調理ができる「シェアキッチン」が用意されているほか、クラフトビールの醸造設備も設置されました。
田島団地自治会の照井光子会長は「今までにないものができたので子どもから大人まで地域の方たちと交流しながら食をテーマに、にぎやかな場所にしたい」と話していました。
「団地キッチン」を運営する会社の石渡廣一社長は「新型コロナによってリアルで交流を図る重要性が増してきた。駅と団地を結ぶ場所にある『団地キッチン』がその拠点となってほしい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 地域活性化に「団地キッチン」オープンへ さいたま 田島団地｜NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp )
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