プロ野球、カープの来シーズンからの新たなデザインのユニフォームが１５日、お披露目されました。
新井貴浩新監督が現役時代と同じ背番号「２５」の新しいユニフォームを身につけてサプライズで登場し、会場を沸かせました。
１５日は、▽栗林良吏投手とキャッチャーの坂倉将吾選手がホーム、▽九里亜蓮投手と森下暢仁投手がビジターの新しいユニフォームに身を包んで登場しました。
カープがユニフォームのデザインを変更するのは、本拠地を旧広島市民球場からマツダスタジアムに移転した２００９年以来、１４年ぶりです。
ホーム用は、リーグ３連覇も経験した現在のユニフォームの基本的なデザインは継承しつつ、胸元のロゴや背番号を小さくしてよりシンプルなデザインにしているほか、腰元には縦に「赤いしぶき」をイメージしたラインが入っています。
一方、ビジター用のユニフォームはこれまで白色だったロゴや背番号にも鮮やかな赤色を採用し、ユニフォームの生地には日の当たり具合によってピンクレッドにも見える深みのある赤を用いています。
発表会には、新井新監督もサプライズで登場。
現役時代と同じ「２５」の背番号が入った新しいユニフォームを披露し、会場を驚かせました。
新井新監督は、「背番号は球団に任せていました。前のユニフォームの伝統を残しながら、深みを増した赤になっていてかっこいい」と話し、選手たちに「よし、頑張ろう」と声をかけていました。
【選手たちの感想は…】
来シーズンからの新しいデザインのユニフォームに袖を通した選手たちの感想です。
ホームユニフォームを身につけた栗林良吏投手は、「胸の赤色が濃くなった。背中のラインは自分では見えないが、坂倉選手の後ろ姿を見るとかっこいい。監督もかわるので、ユニフォームと共にカープが強くなって、常に優勝争いできるチームになればいいし、自分も貢献したい」と話していました。
同じくホームのユニフォームを身にまとったキャッチャーの坂倉将吾選手は、「素材も軽くなって動きやすそうだなという印象。赤いステッチも今までにはなかったものだしいいデザインだと思う。胸元のロゴと背番号が小さくなったことが１番最初に気づいたこと。カープに入ってからずっと同じユニフォームを着ていたので新鮮な感じ。これを機に、自分も変わりつつ、チームとしても変わることができるよう、みんなでがんばりたいと思うし個人的には来年もけがをしないようにしたい」と話していました。
一方、ビジターのユニフォームを着て登場した九里亜蓮投手は、「今までのユニフォームはロゴが白だったので、ロゴが赤になった上に生地の色もピンクレッドが使われていてすごく新鮮な感じがします。ずっと同じユニフォームだったので新しいものに変わり新鮮ですし、これに伴って僕も新しい自分としてレベルアップしたい」と話していました。
同様にビジターのユニフォームで登場した森下暢仁投手は、「生地も軽くなりとても動きやすそう。ホームはあまり大きな変化がある感じはしなかったが、ビジターは色が変わっているのでそこが印象的だった。ユニフォームも監督もかわるということでチームにも変化が加わったらいいと思うし高いところで野球ができたらいいと思う」と話していました。
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