秋祭りが盛り上がりを見せる中、秋の花も見頃を迎えています。
東温市では珍しい赤いソバの花が満開となっています。
鈴木瑠梨キャスター：
「こちら、今まさに見頃を迎えている赤ソバの花です。濃いピンクの可愛らしい花が棚田の風景を彩っています」
東温市の井内地区を鮮やかに染め上げるのは赤いソバの花。近くで農家レストラン「ぼたん茶屋」を営む永井公一さんが１０アールほどの畑でおよそ３０年にわたって育てています。
先月初旬にまいた種は今月５日ごろに花を咲かせ今、満開の見頃を迎えています。
この赤ソバはネパール原産の品種を改良したもので日本では珍しく、今年は台風の影響などがなく順調に育ったということです。
ぼたん茶屋 永井公一さん：
「もうね、今まででね、一番きれいに咲いてますね。井内地区は『つなぐ棚田遺産』にも登録されていますし、そういう自然の風景を見ていただきたいですね」
棚田を訪れた人は美しい景色を写真に収めるなどして楽しんでいました。
訪れた人：「９４歳２か月です。初めて見ました。ものすごくきれいです」
訪れた人：「きれいで、初めてね、赤いソバの花を見に来て、すごいきれいやね。またおソバの実ができるころにね、ぼたん茶屋さんでごちそうになりたい」
この赤ソバは白いソバの花と比べると実の収穫量は３分の１ほどですが、ソバ粉にするとほんのりとピンクに色づき、血流を良くする成分が豊富に含まれるということです。
ソバの花の見頃は10月末まで続き、11月に実を収穫したあと年末ごろからぼたん茶屋でそばの提供が始まる予定です。
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