徳島の特産品を身近に感じてもらおうと、住宅展示場に泊まって県産の食器や食材を無料で試すことができるイベントが徳島市で行われています。
県物産協会が初めて企画したこのイベントは１１月から徳島市の住宅展示場で行われています。
会場にある戸建ての住宅には鳴門市の伝統工芸、大谷焼の食器や県産の木材を使った箸などの特産品およそ２００点がそろえられ、実際に使いながら無料で宿泊や見学をすることができます。
このうち、徳島伝統の藍をテーマにした部屋は、藍染めの洋服やストール、鞄などで彩られ、キッチンには試食できる県産の米やみそなどが用意されています。
県物産協会によりますと、これまでに県内外から３組が宿泊し、特産品への好評の声が寄せられたということです。
県物産協会の久次米しのぶ常務理事は「今まで遠い存在に感じていた徳島の伝統工芸品や特産品の魅力を知ってもらい、生活の中に取り入れてもらいたい」と話していました。
このイベントは徳島市の住宅展示場で１２月１７日まで行われる予定です。
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