日本ハム・清宮幸太郎内野手（２４）が４日、“下馬評”を覆して優勝戦線に食い込むことを誓った。２日に箱根駅伝を生観戦し「『駒大一強』と言われてたけど圧倒的な差で青学（大）が勝っちゃった。普段どおりにはいかない」と絶対王者にも死角があると再認識。「僕たちの下馬評はわからないけど、思い描く活躍を皆ができればひっくり返す力はある。今までの何年間かを見返してやりたい」と２年連続最下位からの巻き返しに燃えた。
この日は札幌証券取引所で行われた大発会に出席。年頭スピーチでは「（昨年）エスコン移転で『強化費がアップした』とか『エスコン特需』とか言われました。今年は勝って勝って勝ちまくって『日本一特需』と言われるようなシーズンにしたいと思います」と勝利で北海道経済を潤すと決意した。“負けてたまるか！”の精神で２４年シーズンを戦い抜く。（堀内 啓太）
■能登半島地震「胸が苦しい」 清宮が能登半島地震に心を痛めた。コロナ禍前まで毎年、金沢市を訪れていたことを明かし「本当にビックリして…。昔の街並みが残っているところも多いので、すごく心配で胸が苦しいです」。３日には自身のインスタグラムのストーリーズ機能を更新し、緊急支援募金のサイトを添付した上で「被災された全ての方々の一日でも早い復興を願っています」などと投稿していた。
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