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Friday, July 10, 2020

イベント制限緩和 ステップ3に|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

新型コロナウイルスの道内の1日の感染者数は今月に入ってひと桁、日によっては0人といった状況が続いています。
イベントの開催に伴う制限も段階的に緩和され、10日からは5000人以下のイベントを開催できる「ステップ3」に移行しました。

【市民は】
札幌市民の間からは今後のイベントの開催に期待する声が聞かれた一方で、制限の緩和には慎重な意見も聞かれました。
39歳の男性は「日本ハムの試合を生で見たことがないので、家族で札幌ドームに行ってみたいです」と話していました。
40代の女性は「ライブが好きなので自粛期間中はイベントがなくさみしかったです。コロナに対して不安の気持ちもありますが、少しずついろいろなイベントが開催されるようになるのは嬉しいことです」と話していました。
また、60代の男性は「東京で感染者の数が増えている状況でワクチンなどもなく安心できる状況でない。高齢者の身からすると、もう少し安全が確保される状況になってから制限の緩和をするべきではないかと思う」と話していました。

【イベント会社は】
コンサートなどの企画や運営などを行う札幌市にある会社「アンクル」は、「YOSAKOIソーラン祭り」など年間100件ほどのイベントの運営を手がけています。
しかし、ことしは新型コロナウイルスの影響で3月から先月までの4か月間の受注は14件にとどまり、売り上げは去年の同じ時期と比べ97%減少し、金融機関などから融資を受けてしのいでいます。
道によるイベントの開催制限の緩和が進むなか、今月下旬には1000人規模のコンサートの受注が決まるなど明るい兆しも見え始めているということです。
また、この会社ではイベントの再開にむけ透明のシートを使った簡易型のフェイスシールドを新たに作り、会場で客の誘導などにあたるスタッフに使ってもらうことにしています。
さらにコンサートで使う楽器のうちドラムセットが貸し出されずに余っていたことから、ドラムセットのペダルを足で踏むと容器に手を触れずに消毒液を噴出できる装置を作って販売を始めたほか、イベント会場に貸し出す予定です。
「アンクル」の野村和史部長は「この4か月はこれまで経験したことないほど苦しい状況だったが、待ちに待った制限の緩和が行われ、これからイベントの規模も大きくなっていくと思うので少しずつ仕事が回っていくことを期待したい」と話していました。

【ホールは】
札幌市内のコンサートホールでは、イベントの開催に向けて感染対策を徹底しています。
このうち、最大収容人数が1500人の「カナモトホール」では、来場者や職員の手洗いや消毒、それに検温などを徹底しています。
観客は座席の半分以下しか入場させず、両隣と前後が空席となるようにして客どうしの間隔をとっています。
また、盛り上がる場面でも立ち上がって歓声をあげないよう注意を呼びかけています。
さらに公演中は1時間に1度、15分間の休憩時間を設け、30か所以上ある全ての扉を開けて換気を行っています。
カナモトホールの高川政明館長は「来月以降、徐々に公演の数も増えてくると思うので、イベントに来る人の安心安全を守るため主催者とも協力しながらできる対策はしっかりやって行かなければならない」と話していました。

【今後について】
道では、来月1日以降の「ステップ4」ではすべてのイベントが開催できるよう緩和する予定ですが、感染拡大の兆しが見られる場合は対応を改めて検討するとしています。
東京では2日続けて200人以上の感染確認となっていて決して気を抜くことはできません。
取り戻しつつある日常の姿を維持していくためにも1人1人が対策を強く意識して生活していく必要があります。

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