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Friday, July 24, 2020

ゆりやんレトリィバァ「“私が”頑張ったらいいだけ。今まで勝ち負けにこだわりすぎてた」【今、改めて考える幸せのかたち】(with online) - Yahoo!ニュース

自分を貫いた。それで幸せになれた!

誹謗中傷、炎上、バッシング。SNSという名の監視社会。常識や決まりごとからはみ出さないのが上手に生きるコツなのかもしれないけれど、たとえ100%善意のアドバイスでも自分の心より優先させてしまえば、「本当はこうしたかったわけじゃない」と傷を残すことだってある。 雑音を無視して自分で道を選んでみた結果、後悔はない! というかっこいい女たちの「自分ファースト」物語に迫ります。今回はゆりやんレトリィバァさんにお話をお伺いしました。

ゆりやんレトリィバァ「自分ファースト」が周りも幸せにする説

自信に満ち溢れたmyスタイルは貫きながらも、それが決して利己的には映らず、嫌味にならないゆりやん。思わず、「なにやってんねんwww」と書き込みたくなる小ネタが投稿されるSNSは、自粛期間中、どれだけの人に笑いと元気をもたらしたことでしょう。敵を作らず、やりたいことをやる。ゆりやん的、“自分ファースト術”とは?

誰かと比べる勝ち負けがすべてじゃない。“自分が”どうするか。

私、中学の頃、めっちゃギャルになりたかったんです。部活でイジメられていたし、目立つグループに入りたくて。でもギャルの子たちに、「眉毛太いし、ゆりちゃんはちょっと違う」って言われて、仲間に入れてもらえなかったんです。 だけど、ひとりぼっちでは居たくなかったので、他のグループの子に「一緒に居ていい?」って聞いたら、「いいよ~」って受け入れてもらえて。それまで、人の悪口を言って笑うことが多かったけど、その子たちと一緒に居るようになってからは、ほんまに面白いと思ったことだけで笑えるようになったんです。 そこから人生が変わりました。“自分が”心から楽しいと思う子とだけ一緒に居るようにしたら、本当に良い友達と出会えたんです。

それでも私って妬みが強いタイプで、お笑いを始めてからも「あの時イジメてた子たち、見とけよ~!」って精神がずっとあったんです。『R-1ぐらんぷり』で優勝を目指していた時も、テレビに沢山出ていたブルゾンちえみちゃんに、「同い年なのにめっちゃすごい。私がやりたいこと、上手に表現してる!」って嫉妬を抱えて、悪夢ばかり見ていました。 そんな時、見返したい人がいることやジェラシーの話を小籔(千豊)さんにお話しする機会があったんです。そしたら、「成功した!って思えた時に、見返したかった人たちが、仮に、悔しい!って床どんどん叩いたところで、寂しいよな」って言われて、ハッとして。 「たとえライバルに沢山仕事があっても、ゆりやんが頑張った時はゆりやんに仕事が来る。ライバルが仕事ゼロになっても、ゆりやんが頑張らんかったら、ゆりやんがゼロになるだけやで。だから“自分が”頑張ることだけちゃうかな」ともおっしゃってくださったんです。 その時、ほんまに……全部その通りやなってスーッと心に入ってきたんです。“私が”頑張ったらいいだけ。今まで勝ち負けにこだわりすぎてたんやって。尊敬する先輩たちを見て、勝ち負けだけじゃない色んな道があることが、やっと見えてきたんです。

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July 18, 2020 at 07:26PM
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