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Thursday, August 13, 2020

「今までのセットアップが機能しない……」ドヴィツィオーゾ、新タイヤに大苦戦 - Motorsport.com 日本

 MotoGPの2020年シーズンで、ドゥカティファクトリーチームのライダーはミシュランの新型タイヤに苦戦を強いられている。

 特に今季も優勝候補と目されていたアンドレア・ドヴィツィオーゾはスペインGPでこそ3位表彰台を確保したが、その後の2戦は6位(アンダルシア)、11位(チェコ)にとどまっていることからも、その苦戦具合がわかる。

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 ミシュランの開発した今季用のリヤタイヤはグリップが高められているが、それによってコーナリング時のスライドやブレーキング時におけるフロントタイヤへのプッシュがこれまで通りに行なえなくなっていることが、その理由のようだ。

 ドヴィツィオーゾはMotoGPライダーの中でもブレーキングに長けた人物として知られているが、彼は自分がこの領域でドゥカティサテライトチームのヨハン・ザルコ(アビンティア)やフランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)に負けているという事実は受け入れがたいと語った。

「確かに、マシンはGP19とGP20で大きくは違わない。とても似ているんだ。そういう問題じゃないし、そんなに簡単なことでもない」

 motorsport.comがドヴィツィオーゾに抱えている問題は単にタイヤから来ているものなのかを尋ねると、彼はそう答えた。

「リヤタイヤはたしかにフロントを押し出すし、それだけじゃなくて機能のさせ方も違う。僕らはそれを変更していく必要があって、それは簡単なことじゃない」

 またドヴィツィオーゾはこの状況に対して、自身のライディングスタイルを変化させることで対応を目指したが、何の成果も得られなかったいう。彼は改善するためにはセットアップ面からも修正が必要だと考えている。

「僕としても、自分のスタイルを少し変えれば、状況は大きく改善できると思っていたんだ。だけどこの状況はそういうことじゃなくて、セットアップ面からも助けが必要なんだと思う」

「言い訳をするタイプのライダーじゃないことは言っておこう。だけどデータをチェックすると、僕は常にフロントタイヤをロックさせているんだ。つまり僕はマシンを限界までプッシュしていて、それでも毎回のブレーキングでタイムを失っているんだ。だから何か違った方法で進む必要があるんだ」

「思うに、僕らの苦戦は過去2年間に機能してきたことに従ってきて、それが機能しなくなったことに起因している。今、状況は明確ではない。それが遅い理由だ」

「ブルノのようにみんながリヤタイヤに苦戦している状況でも、コーナー中盤でブレーキングが遅いようなら、11位に終わることになるんだ」

 第4戦チェコGPではドヴィツィオーゾが11位に終わった一方で、1年型落ちのマシンを走らせるザルコが3位表彰台を獲得。アンダルシアGPでもバニャイヤはマシントラブルが発生するまでは2位獲得が確実な状況だった。

 ドヴィツィオーゾはこの2名が新タイヤに問題を抱えていない理由に、ドゥカティでの経験が少ないからだという考えを示した。

「(苦戦気味な)ダニーロ(ペトルッチ)、ジャック(ミラー)、そして僕を見てほしい。僕らはこのバイクでの経験が多いけど、多かれ少なかれ同じ問題を抱えているんだ」

「ペッコ(バニャイヤ)とザルコは経験が少ない。僕は彼らが過去3年間のドゥカティの何が良かったかの経験が少ないことで、違う方向に向かったんだと思う」

 

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