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Thursday, October 1, 2020

stonで仕事の集中を妨げないひと休み「justInCase」畑和寿也CEOインタビュー - ASCII.jp

 今までになかった休憩体験が得られることで話題になっているston(ストン)。独自テクノロジ ーにより、カートリッジ内のリキッドを熱し、発生する蒸気からフレーバーを楽しむというもの。もうひと踏ん張りしたい時には爽やかなミントフレーバーでカフェイン配合の「POWER」、気分を落ち着かせたい時には心安らぐココナッツフレーバーでGABA配合の「CALM」。2種類のカートリッジを気分に合わせて交換して楽しめるのも魅力だ。

 今回、お話を伺ったのは、justInCaseの畑和寿也CEO。スマートフォン、人工知能などのIT技術と保険をクロスさせ、今までになかった価値を持つ保険商品を次々と開発しているスタートアップ企業だ。畑CEOはとにかく忙しく、トイレに行く暇もないほど。ハードワークをされる畑CEOがどのようにstonを活用しているかを伺った。

justInCase 代表取締役CEO
畑和寿也

 保険数理コンサルティング会社Millimanで保険数理に関するコンサルティングに従事後、JPモルガン証券・野村證券・ミュンヘン再保険において、商品開発・リスク管理・ALM等のサービスを保険会社向けに提供。2016年justInCaseを共同創業。

「保険に新しい価値を」インシュアテック企業justInCaseのお仕事

──あらためて、justInCaseはどのような事業をされているのかご説明いただけますか?

stonを手にインタビューに応えてくれた畑和寿也CEO(※オンラインインタビューのため、一部画像が粗い箇所があります。)

畑:justInCaseとは「念のため」という意味です。私たちjustInCaseは、少額短期保険を扱う保険のスタートアップです。

 いろいろな商品を販売していますが「わりかん がん保険」は、加入者同士で助け合いをする保険です。加入者の誰も病気にならなければ保険料は0円です。どなたかが病気になると保険金が支払われ、それを翌月、加入者全員で割り勘をして保険料としてお支払いいただく後払いの保険です。

 今までの保険というのは、自分が困った状況になって初めて価値を感じていただけるというものでした。でも、わりかん保険では、どなたかが困った状況になると保険料が例えば500円に上がったりします。それで加入者同士で助け合いができます。自分が困ったときだけでなく、困っている誰かを助けるという価値も感じてもらえるというものです。

 また、「歩くとおトク保険」というものを新たに販売しました。これは歩けば歩くほど、翌月の保険料の割引率が高くなる保険です。加入者の方がその月に歩いた歩数を当社のアプリで計測し、BMIが改善され、健康リスクが低くなるほど保険料が安くなるというものです。これも、万が一の備えに加えて、保険料を安く抑えるために健康になる、という価値を感じていただける。

 このような保険は、すべてスマートフォンアプリで申し込みから支払い、請求などが完結するようになっています。また、保険料の算出には機械学習アルゴリズムを使っています。

 病気や困ったときに保険金が支払われる保険は、それだけで価値のあるものですが、本当は病気や困った状況にならないのがいちばんいいことなのですから、そこでも価値を感じていただける新しい形の保険を世の中に広めたい。周りの誰かを助けることができる、将来の自分を助けることができる。そういう保険商品を、日々頑張って開発しています。

──畑さんの日々の働き方はどのような感じですか?

畑:とにかく忙しいです(笑)。朝から晩まで、ミーティングがぎっしりと入っていて、トイレにいく暇もないほどです。

 クラウドのカレンダーを社内はもちろん、関連会社にも公開しているので、空きがあるとどんどんスケジュールを入られてしまいます。ランチを食べにいく時間もなくて、いつも仕事をしながらナッツを食べています。健康には気を使っていて、糖質制限をしているので、ランチを食べるより、ナッツの方がいいということもありますけど。

インタビュー中でも手元にはナッツの袋が

──仕事のメリハリやリズムはどのように作っているのでしょうか?

畑:もう朝から晩までぶっ通しで働く感じですね。ただ、近くのカフェにコーヒーを買いに行くことはあります。その行き帰りの数分間に、気持ちを緩めたり、考えごとをして仕事のメリハリを作っています。

 また、オフィスにベンチプレスを置いていて、10分ほど筋トレをすることもあります。でも、それはブレイクするというより、アドレナリンを出して、気持ちを高めることに使っています。

 今、コロナ禍でミーティングのほとんどがウェブになりました。でも、以前は企業にお伺いをすることもありました。その頃は、移動時間がものすごくもったいないなと思っていたのですが、今になって思うと、あの時間は大切だったなと思います。移動時間の間に、地下鉄やタクシーの中で、メールを読んだり、考えごとをすることができました。貴重な時間だったと思います。

重要なこと、複雑なことを考えるときにはstonが仕事のお供に

──stonはどこでお知りになったのでしょうか?

畑:ツイッターだったか、メルマガだったか覚えていませんが、そういうところで初めて知りました。私はカフェインには以前から興味があったんです。学生の時は勉強をする時にカフェインの錠剤を飲んでいましたし、今でもコーヒーをよく飲みますので。stonもすごく面白いなと興味を持ちました。

──stonはどのようにお使いですか?

畑:デスクに置いて、仕事をしながら使っています。ただ困ってしまうのは、電子タバコを吸っている姿に見えてしまうことなんです。喫煙所に行って使うのも副流煙が気になりますし、かといってオフィスで利用して周りから不審がられるのも困る。なので、いちいち説明しながら使ってます(笑)。

──カフェインは飲料などでも摂れますが、stonのどこが魅力ですか?

 手軽なところです。コーヒーを淹れたりドリンクを買いに出る、冷蔵庫から取り出すといった手間もなく、ちょっと深く考えたいときに、手を伸ばしてすぐに使うことができるのが魅力だと感じています。

 それと、私の場合「口が寂しい」感じを解消してくれるのがありがたいですね。ずいぶん前から私はガムを愛用していたのですが、今、歯科治療をしているのでガムが噛めません。それで口寂しくなるのですが、ドリンクやナッツ、チョコレートだと胃が膨れる感じが好きではないのです。それで、stonを口を寂しくさせないという目的でも使っています。

──stonの感想はいかがですか?

畑:すごく良いですね。stonを使ってひと休みすると、仕事へ気持ちが切り替わるように感じます。プラシーボ効果かもしれませんが、重要なこと、複雑なことを考えるときにはstonが仕事のお供のようになりつつあります。

 だから、すぐバッテリーがなくなってしまうんです。吸わない時に充電をすればいいのでしょうが、その操作をすることで集中が邪魔されてしまうので、つい、そのまま置きっぱなしにしちゃうんですね。それでバッテリーがすぐなくなる。いまは充電中には動作しない仕様になっていますが、USBケーブルで充電中にも使えるようになると、私のような使い方をする人にはありがたいんじゃないですかね。

──クレードルは利用されてないんですか?

畑:クレードルは使ってないんですよね。stonの筺体って、そのままコロンと置いてあることで味が出るような形をしているじゃないですか。クレードルは直立して立たせる形になってますよね。ですので、私は充電するときにもUSBケーブルをそのまま筺体につなげて机に転がしておくスタイルなんです。いっそ、Qi充電対応して、充電マットの上に転がしておけるようにしてくれたらうれしいんですけど。

──その都度充電するのがわずらわしいのであれば、stonを2個利用して、バッテリーが切れたら充電済みのものと交換するという使い方はどうですか?

畑:確かに! 考えたら、カートリッジはそのとき利用しているものを付け替えできますね。今度もう1個用意しておこうと思います(笑)。

スタートアップ企業の代表にかかるプレッシャー

──スタートアップ経営者というのは、やはりプレッシャーが大きい仕事なのでしょうか?

畑:それは大きいですね。株主からのプレッシャーが大きい。株主は、非線形的な成長を期待してします。線形的なゆっくりとした成長では、株主からしたら投資をする意味がないわけですから。

 私たちjustInCaseも、今はユーザー数を伸ばしていくことが目下の目標ですが、早く黒字化できる状況に持っていかなければなりません。それが達成できれば、次は当然IPOという次の目標が見えてきます。株主がことあるごとにプレッシャーをかけてくるわけではありませんが、非線形的な成長をしていくということが、私の株主に対する責任だと感じています。

──stonは、その大きなプレッシャーをマネージメントするのに役立っていますか?

畑:どうでしょう。今のところはPOWERカートリッジを使って、仕事に対する気持ちを高めることにstonを使ってきました。実はCALMカートリッジがあるということに気がついていなかったんです。

 まだ、使い始めて1ヵ月弱なので、これからはPOWERとCALMの両方を使い分けて、うまく仕事のリズムを作ることに挑戦したいです。

 とにかく忙しい畑CEO。忙しいのに、あるいは忙しいからこそ、健康には気を使っている。また、ランチを摂らずに、ナッツを行動食のように少しずつ食べるというのも学ぶ点がある。畑CEOは、コンディションを一定に保ち、仕事に集中をしたいのだと思う。そういう観点からも、畑CEOはstonを選んだのだと思う。誰にでも真似ができることはないが、「コンディションを一定に保つ」ことは考えてみてもいいのではないだろうか。

(提供:BREATHER)

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