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Wednesday, December 9, 2020

サイコムが誇る本気の静音が魅力のゲーミングPC「Silent-Master NEO B550A」、Ryzen 9&RTX 3070でゲームも実況も快適 (1/5) - ASCII.jp

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静音性の秘密はこだわり抜いたパーツ構成にあり! 無響室での徹底検証も実施

2020年12月10日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ASCII

サイコムの静音パソコン「Silent-Master NEO B550A」

 CPUやGPUは高性能になればなるほど発熱が大きくなり、これを冷やすクーラーからの騒音は大きくなってしまいがちだ。マシンの騒音を抑えるには、どうすれば静音化できるのかという少なからぬ知識、経験、試行錯誤が要求される。

 自作ファンであれば、この試行錯誤は“楽しみ”ともいえる部分で、パーツ選びから組み換えまで、あれこれ喜んで試していくことだろう。しかし、多くの人にとってはただの“面倒な手間”で、できることなら避けたいと思っているのではないだろうか。BTOパソコンで静音パソコンが手に入るなら、これを選ぶというのは当然の流れだろう。

 静音パソコンの需要は意外と高く、BTOパソコンを探して回ると静音をウリにしている製品は結構簡単にみつけることができる。ただしそれは、パーツが静音性に優れるといわれているものに換装されている、もしくは、簡易水冷クーラーを採用しているというだけのものが多い気がする。その場合、あくまで静音パーツを採用しているという点をアピールしているだけにすぎないのだ。

 その点、サイコムの「Silent-Master NEO」シリーズのすごいところは、静音パーツを使っているという点だけをアピールするのではなく、実際に無響室へとパソコンを持ち込み、検証した結果を公開しているところ。静かなのはもちろん、しっかりと冷やせることまで証明している。

無響室での実験風景。構成はあくまで一例となるが、CPUにCore i9-9900Kを搭載するなど静音化しづらいパーツを選んでいることからも、本気度が伝わってくる

 この裏打ちされた静音性の高さから、Silent-Master NEOは人気のシリーズとなっている。なかでもB550チップセットを搭載したAMDモデル「Silent-Master NEO B550A」から、11月にリリースされたばかりの第4世代Ryzen搭載モデルも登場しており、注目している人も多いだろう。しかし、CPUが高性能になればなるほど、実際のCPU温度がどのくらいになるのかが気になるところ。

 そこで今回は、Ryzen 9 5900X(12コア/24スレッド)、GeForce RTX 3070、32GBメモリー 、512GB SSDとハイスペック構成へと変更したモデルを用意。静音構成のSilent-Master NEOで、どこまで性能が出るのか、CPUの温度はどこまで高くなるのかを検証してみた。

前面はシンプルなデザイン

背面からは、特徴的な配色の背面ファンが確認できる

機種名 Silent-Master NEO B550A
CPU Ryzen 9 5900X
(12コア/24スレッド、3.7GHz)
CPUクーラー Noctua NH-U12S
グラフィックス MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIO
(GeForce RTX 3070)
メモリー 32GB
(16GB×2、DDR4-3200)
ストレージ Intel SSD 660p Series
(512GB、M.2 PCIe対応)
マザーボード ASRock B550 Steel Legend
(AMD B550チップセット)
PCケース CoolerMaster Silencio S600
電源 CoolerMaster V650 Gold MPY-6501-AFAAGV-JP
(650W、80PLUS Gold)
OS Windows 10 Home(64bit)

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