[サンパウロ 20日 ロイター] - ブラジルのサンパウロ郊外に、不満やストレスを感じた際に怒りをぶつけて発散できる「レイジ・ルーム(怒りの部屋)」が最近オープンし、人気を集めている。
倉庫を利用したこの部屋では、古くなったテレビやコンピューター、プリンターなどに大きなハンマーを打ち付けて破壊し、怒りをぶちまけることが可能だ。
1カ月前にこのビジネスを立ち上げたバンデルレイ・ロドリゲスさん(42)によると、とりわけ新型コロナウイルスの流行もあり、怒りなどを発散させたい人がかなり多く利用しているという。
ロドリゲスさんは「多くの不安やストレスなど人々が経験しているあらゆることに関連しており、ここに(怒りの部屋を)オープンできたことはベストなタイミングだった」と話した。
「怒りの部屋」の体験料は4.64ドル(約490円)。利用者は防護服やヘルメットを着用し、「元カノ」「元夫」「汚職」「仕事」など悩みの種を壁に書き、怒りの対象にする。
利用者のルチアナ・ホランダさん(35)は二児の母で無職という今の状況から蓄積したストレスを「怒りの部屋」で発散できるのはとても良いことだとし、「不満を娘や他の誰かにぶつけることはしない。物を壊すほうがずっといい」と話した。
からの記事と詳細 ( ブラジルに「怒りの部屋」、ハンマーで物壊し発散 - ロイター (Reuters Japan) )
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