大相撲の伊勢ヶ濱部屋に北越高校の生徒が入門することになり、１２日、親方も出席して学校で会見が開かれました。
新潟市中央区にある北越高校３年生の齋藤光太さん（１７）は、小学校１年生のころから柔道を続けていましたが、高校２年生のとき、これまで経験のなかった大相撲に関心を持つようになりました。
そして、柔道部の監督に相談したところ、弥彦村の弥彦神社で合宿をするなど新潟県とゆかりがある伊勢ヶ濱部屋を紹介され、このほど入門が決まったということです。
齋藤さんは１２日、学校を訪れた伊勢ヶ濱親方とそろって記者会見し、「柔道をしていたころ、つらいときも食いしばって耐えてきたので、その思いを忘れずがんばりたい。一日も早く関取になれるよう、日々の稽古をがんばっていきたい」と抱負を話していました。
また、伊勢ヶ濱親方は「先生から、まじめに練習するし学業にも真剣に取り組む生徒だと聞いています。新潟から弟子をとりたいとずっと思っていたので、一生懸命指導したい。横綱を目指してがんばってほしい」と述べ、期待を寄せていました。
齋藤さんは学業と両立しながら稽古を続け、１１月の九州場所では前相撲で初土俵を踏むということです。
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