家にいる時間が増えたことで、インテリアを変えたり、引っ越しをしたりした人も多いはず。けれどしばらくすると、気がついたらモノが溢れている、きれいにしたはずの部屋があっという間に元通りに…など、うまく片づかない部屋に悩むことはありませんか? キッチンが5分でスッキリ!「奇跡のお片づけ」5つのポイントとは? 今回はそんな悩みを解消するべく、テレビや雑誌で活躍中のクローゼットオーガナイザー・中里ひろこさんの著書『わたしに合った「片づけ」ができる 仕組みづくり』から理想の暮らしを叶えるための片づけの方法をご紹介します!
「片づけが苦手」と感じるのには理由がある
「家の片づけが苦手!」と思う人が多い理由は、そもそも片づけ方を教えてもらっていないのに、片づけくらいできて当たり前だと思い込んでいる点にあるのではないでしょうか。「片づけができる家」にするためには、家族それぞれの思考や行動に寄り添った家の仕組みが必要になるので、時間がかかるのです。
《自分に合った片づけ方法の見つけ方》
思考から始める片づけ術・ライフオーガナイズの片づけでは、“あなた自身が片づけられる家の仕組みづくり”の先に、日常の暮らしがあると考えます。仕組みづくりは、次の順にすることが大切です。 (1)思考の整理……今の自分にとって大切なことや時間などを明確にする。 (2)整理……(1)をふまえて、必要なモノを選び取る。 (3)収納……選び取ったモノの収納場所を決定し、収め方を考える。 多くの人が、(1)の思考の整理をせずに(2)や(3)から始めてしまいます。自分の基準があいまいだと、何が大切か考えずに「捨てること」にフォーカスしてしまったり、人の意見に頼ってしまうことになってしまいます。「わたしは家でどんな時間を大切に思い、過ごしたいのかな?」「どんな風な暮らしを実現したいかな?」など、自分の現在から少し未来まで見通し、どうするのかの方向性を考えます。
きれいな状態を維持するためには、“自分に合った片づけ”が必須
最近は、「モノが少なければよい」と思う人も増え、片づけの目的が「モノの量を減らすこと」になっているようです。毎日何か1つ捨てることを自分に課していたAさんは、家にあるモノが全部邪魔に思うようになったとき、家族に「自分たちも捨てられそう」と言われたことで、片づけの目的を見失っていることに気づきました。 また、片づけのプロに家を片づけてもらったBさんは、最新の収納グッズがきれいに並び、おしゃれな部屋になって喜んでいたのに、あっという間に生活感あふれる元の状態になったと落ち込みました。あれほど思い切って多くのモノを捨てたのに、すぐに収納場所からモノがあふれてしまったと。今まで片づかなかった理由を分析せず、片づいた空間だけを手に入れても、その状態を維持するのはむずかしいのです。 片づけやすい仕組みをつくるには、買い物の習慣や日常の片づけ癖が大きなヒントになります。暮らしやすさや片づけやすさは自分の実感でしかわかりません。片づけが苦手な人ほど、空間やモノを見るよりも先に今の自分を見つめることが大切なのです。
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