市民900人以上犠牲 極超音速ミサイル「キンジャール」使用2回目 - FNNプライムオンライン

ウクライナに軍事侵攻を続けるロシア軍は、20日も市街地や住宅への攻撃を行った。

市民の犠牲者は900人以上にのぼり、国内外へ避難した人々の数は1,000万人を超えた。

ウクライナ当局によると、20日、首都キエフの集合住宅などがロシア軍による砲撃を受け、5人が負傷した。

南東部のマリウポリでは19日、市民400人が避難していた美術学校が攻撃を受けた。

死傷者の数や被害のくわしい状況はわかっていない。

国連は、19日までに市民902人が死亡したと明らかにしたが、実際はこれよりもっと多いとみられる。

また、国連難民高等弁務官事務所は、国内外へ避難した人々の数は1,000万人を超えたとしている。

一方、ロシア国防省は20日、極超音速ミサイル「キンジャール」で、ウクライナ南部の燃料貯蔵基地などを破壊したと発表した。

「キンジャール」の使用発表は、18日に続き2回目。

また、ウクライナメディアなどは、ロシアとウクライナの代表団による5回目の停戦交渉が、21日にもオンラインで行われる予定と報じている。

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