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Friday, June 23, 2023

西武池袋本店フロア案 豊島区の懸念は 百貨店ではなくなると - nhk.or.jp

西武池袋本店について豊島区の高際区長は定例記者会見で、セブン&アイ・ホールディングスと、西武ホールディングス、投資ファンド、豊島区の4者が集まった初めての会合で、低層階の一部に家電量販店が入るフロア案が示されたことを明らかにしました。区長が語ったことやこれまでの経緯などについてまとめました。

西武池袋本店 今後の方針は

そごう・西武は、親会社のセブン&アイ・ホールディングスが、2022年11月、アメリカの投資ファンドに売却することを決めました。当初、売却期限を2023年2月としていましたが、これまでに2度延期され、売却の時期は未定となっています。
家電量販店・ヨドバシカメラの持ち株会社がパートナーとなり、旗艦店である東京・豊島区の西武池袋本店など一部の店舗を取得して家電量販店を展開する方針です。

4者初会合 低層階に家電量販店が入るフロア案

6月22日に開かれた豊島区の定例会見で高際みゆき区長は、セブン&アイ・ホールディングスと、西武ホールディングス、投資ファンド、豊島区の4者が集まった初めての会合が開かれたことを明らかにしました。

会合では、セブン&アイ・ホールディングス側から、西武池袋本店の低層階の一部に家電量販店のヨドバシカメラが入るフロア案が示されたということです。

豊島区 高際みゆき区長
「どのフロアに何が入ったらいいとか悪いとかは行政としては言えないし分かりません。文化を基軸にした街づくりを進めるうえで西武池袋本店があるというのは絶対条件だと思っている。西武池袋本店が百貨店ではなくなった場合、池袋のまちのにぎわいにも大きな影響がある」

親会社のセブン&アイ・ホールディングスは

そごう・西武の投資ファンドへの売却をめぐって高際区長が会見で、西武池袋本店の低層階に家電量販店が入るフロア案が示されたことなどを明らかにしたことについて、そごう・西武の親会社のセブン&アイ・ホールディングスは「合意形成に向けて協議中であり、詳細についてはコメントを差し控えさせていただきます」としています。

豊島区 企業側に丁寧な説明や対応求める

西武池袋本店については、2022年12月、豊島区の高野之夫前区長が「西武池袋本店は池袋の顔でありまちの玄関だ。ヨドバシカメラの参入は池袋のさらなる家電量販店の激化につながり、今まで築き上げてきた文化のまちの土壌が喪失してしまう。家電量販店が低層部に入るのは反対だ」として百貨店としての存続を訴えていましたが、2023年2月に肺炎のため亡くなりました。

その後、高野前区長の後継として、高際みゆき氏が区長選挙で当選し、4月に就任したあと、今回の問題について、関係する企業が集まった形での会合の開催を要望していました。

豊島区は、企業側から、今後、どのような手順やスケジュールで進めていくのかについての説明が不十分だったとして、区や住民に対しての丁寧な説明や対応を求めていきたいとしています。

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広瀬すずが歳年下男子を魅了水は海に向かって流れる - 読売新聞オンライン

広瀬すずが、感情を押し殺して淡々と生きる26歳の主人公を演じた「水は海に向かって流れる」が公開中だ。年下の男子に思いを寄せられる、これまでにない役柄にさぞかし苦労したのではと思ったが、「違和感はなかった。新鮮だったからこそ面白かった」と明かす。

高校1年の直達(大西利空)は、叔父が暮らすシェアハウスに居候することになり、住人でOLの千紗(広瀬すず)と出会う。どういう訳か「恋愛はしない」と宣言し、いつも不機嫌そうな千紗に直達は興味を抱き、やがて淡い恋心を抱いていく。しかし千紗と直達の間には、過去に思わぬ因縁があることが判明する――。

原作は田島列島の同名漫画。出演依頼を受けた際には、制作陣から「一歩間違えるとすごく重い話だけれど、もう少し明るく描きたい。でも、キャラクターの心情の変化もしっかり届けたい」と言われ、意欲が湧いたという。

「今までは分かりやすく重かったり、エネルギッシュだったりする作品が多くて。役柄的にもいつも直達くん側に立っていたこともあり、シンプルに『やってみたい。面白そう』と思ったんです」

撮影時は23歳で、設定は26歳。演じるにあたり「大人っぽくしなきゃ」と考えたが、「そんなに頑張ることでもない」と意識が変わっていったという。「(千紗は)16歳のまま、時間が止まっている部分もあるので気は楽になった。直達くんのことを不意にかわいいなとも思えたりして、役柄と共鳴していきました」

前田哲監督と組むのは初めて。「(私は)本番で生っぽさがどんどん出てくるタイプなんですが、すぐに分かってもらえた」と振り返る。その特長を生かそうとしてか、撮影現場ではリハーサル通りに「カット」の声が掛からず、そのまま演技を続けることもしばしばあったという。「監督はその瞬間、瞬間で生まれるものを見逃さないようにしてくれた。完成版に使ってくれた場面もあって、すごくうれしかった」と声を弾ませた。

2013年春のテレビドラマでの女優デビューから10年。10歳年下の高校生を相手にした本作は一つの転機になったはずだが、「後輩、年下の立場でいる方が楽です」と正直に明かす。ただ、「今までは泣いたり、走ったり、雨に打たれたりするような、かわいそうな場面が1作品に1回はあった。だけど、今回のように淡々と演じられるのもいいですね」とほほえんだ。

時に無邪気な笑顔を見せながら、ハキハキと質問に答える。「何にも考えていない」「まだ3年目くらいの気持ち」と、開けっぴろげに話す言葉の端々に充実感がにじむ。「経験や出会い、タイミング、運。全部そのせいにして、楽に生きています」。どこまでも自然体だからこそ、人々の目を引くのであろう。

(読売新聞文化部 松田拓也)

読売新聞文化部の映画担当記者が、国内外の新作映画の見どころを紹介します
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