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Monday, July 20, 2020

今どきのノートPCで思いっきりZoomしたら快適に!――急遽テレワークを導入した中小企業の顛末記(12)(Impress Watch) - Yahoo!ニュース

 緊急事態宣言からこっち、名刺を使う機会がすっかりなくなった。人と会っていないから当たり前なのだが、交通費など会社に清算する経費も減って、図らずもコストがスリム化している。いや、売上自体もスリム化してしまったのだが。 【この記事に関する別の画像を見る】  ……この記事を書いている時点で、全国で緊急事態宣言が解除されてから52日が過ぎた。  私が勤めている新宿にある中小企業では、「事業継続緊急対策(テレワーク)助成金」でテレワークに必要となる機材を購入。VPN接続のための環境を整備する様子を、前回までの記事で紹介してきた。それと並行してテレワーク用に購入したノートPCのセットアップも進めていたのだが、Zoomの環境が古いノートPCを使っていた頃より向上したので、今回はその様子を紹介したい。 【今回のハイライト】 ■7月9日(木):東京で感染者が200人を突破した日今どきのノートPCなら背景合成も余裕  今日は会社に着いて急ぎの仕事を片付けた後、来週のZoom会議に向けての準備をすることにした。  テレワーク用に購入したノートPCが使えるようになったので、今回はこれを使って会議に参加してみよう。テレワーク中はビデオ会議に10年前のMacBook Airを使っていたが、どうにもスペック不足を感じる場面があった。このノートPCなら、もっと快適にZoomが利用できるだろうか?  さっそく、Zoomのクライアントアプリを起動。設定画面から「バーチャル背景」を選択すると、MacBook Airでは標準でチェックが入っていた「グリーンスクリーンがあります」の項目が、初期状態でオフになっていた。前はクリックしてチェックを外そうとしても、「コンピュータが要件を満たしていません」とあえなく断られていたので、ちょっと感動してしまう。  そして、もちろん背景の合成も、まったく問題なく機能した。顔の輪郭もちゃんと認識されていて、一時期ネットでよく見た、「顔が背景と同じ銀河色に染まる」ようなこともない。これなら、部屋が片付いていなくても、慌てることなくビデオ会議に参加できそうだ。いや、いつも部屋はきちんと片付けているのだが。 ■7月13日(月): 新宿の劇場クラスターで観客800人が濃厚接触者になった日Zoomで会議を録画、エンコード時間が30分→4分強に!  緊急事態宣言が解除された後も、うちの会社の周りでは、ちょっとした打ち合わせにZoomを使う機会が増えた。「接触率を8割減」というのは聞かなくなったが、やはり注意をするのに越したことはない。……という以前に、いちいち相手の元に行かなくていいので、Zoomの方が会議は楽だというのが分かってきたのだが。  今日もある取引先と、Zoomで打ち合わせ。さっそく助成金で購入したノートPCとヘッドセットを用意する。相手もすでにZoomに慣れていたため、特にトラブルもなく、打合せは1時間ほどで終了した。  話が終わって退席すると、自動で録画データのエンコードが始まった。以前にMacBook Airで1時間ほどZoomでの打合せをしたときは、エンコード作業に30分ほどかかったが……。今回はパーセント表示が、スイスイと進んでいく。  すべての作業が終わるまでに、かかった時間は4分40秒。MacBook Airではエンコード中はCPUの使用率がほぼ100%だったが、今回は30%前後だった。これなら、ビデオ会議が終わった後も、そのまますぐに他の作業が始められるだろう。素晴らしい。 ■7月15日(水): 4/20以来、大阪で新規感染者が初めて60人を越えた日Zoomでかなえたい男の夢、それは……  緊急事態宣言中のZoom会議で試してみるも、10年前のMacBook Airではスペックが足りず、利用を断念したことがある。それがバ美肉――バーチャル美少女受肉である。  バーチャル美少女受肉とは、美少女のアバターを使ってバーチャル空間に降臨すること。Webカメラによる映像認識によって、顔や手の動きをアバターと同期させれば、まるで自分が美少女になったような体験ができるのだ。 【飛田】ということで、アプリをいくつか使いたいのですが。 【役員】なんか今まで以上にやる気が凄い……。それで、管理者アカウントを使って、そのアプリをインストールしてほしい、と。 【飛田】……(無言の土下座) 【役員】そこまでっ!?  何をおっしゃる、役員さん。これが男の夢なのです。  その夢に大いに共感してもらい、アプリのインストールに快く同意してもらうことができた。今回インストールしたアプリは以下の3つ。 ・3teneFREE ・OBS Studio ・OBS-VirtualCam(プラグイン)  「VRoid Hub」に投稿されたアバターの中には、法人や商用利用が許可されたものもある。  「3teneFREE」を起動したらアバターを読み込み、フェイストラッキングとリップシンクを有効に。これで、ノートPCのカメラが自分を検知して、顔の動きなどをアバターで再現するようになった。  続いて、「OBS Studio」を立ち上げて、ソースに「3teneFREE」のウィンドウを指定。キャプチャー範囲や投影位置を指定したら、「OBS-VirtualCam」を有効に。OBS Studioを仮想カメラとして、表示された映像を出力できるようにする。  背景の合成はどちらのソフトでもできるが、今回はZoom上にアバターと背景が表示できればOKなので、「3teneFREE」上で行った。アバターの配置を細かく調整したいなら、「OBS Studio」での操作が必要になる。  最後に「Zoom」の設定画面で、カメラに「OBS-Camera」を選択すると、プレビュー画面に千駄ヶ谷篠が表示された。ちゃんと声や顔に合わせて動いている。素晴らしい……。  リソースモニターを確認すると、CPUの使用率は30%程度だった。これなら次のZoom会議には、問題なくバ美肉で参加できるだろう。  なお、会社でバ美肉をしているときには、デスク回りの光量が足りず、ノートPCのカメラが拾った映像が暗かったため、モーションを正しくキャプチャーできないことがあった。環境によっては外付けのWebカメラを用意した方がよいかもしれない。  最後にちょっと脱線してしまったが、やはりZoomを全開でぶん回したいなら、今どきのノートPCがあった方が良さそうだ。日ごろからZoomを利用している方は、テレワーク用PCのスペックを見直してみてはいかがだろうか? ※編集部より テレワーク導入から在宅生活の楽しみ方まで! 「在宅で仕事する時代」の情報をまとめたサイト「在宅ライフ」を公開中です。ぜひご活用ください。

INTERNET Watch,飛田九十九

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July 19, 2020 at 06:26PM
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