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Sunday, September 6, 2020

<神谷浩史>「クレヨンしんちゃん」ぶりぶりざえもん受け継ぎ4年 プレッシャーから「楽しみ」に “大切な役”語る(MANTANWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース

 国民的人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の28作目となる劇場版最新作「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」(京極尚彦監督)が9月11日、公開される。同作は、人気キャラクターのぶりぶりざえもんが活躍することが公開前から話題になっている。2000年に亡くなった塩沢兼人さんから引き継ぎ、ぶりぶりざえもんの声優を務めるのが神谷浩史さんで、新作でもぶりぶりざえもんを熱演。ぶりぶりざえもんを引き継ぎ約4年、自身にとって「今までの自分のキャリア、人とのつながりでたどり着いた大切な役」になっているという。神谷さんに、ぶりぶりざえもんへの思いを聞いた。 【写真特集】神谷浩史、ぶりぶりざえもんを熱く語る 格好いい… 写真を一挙公開

 ◇キャリア、人とのつながりでたどり着いた大切な役

 神谷さんは、2016年からぶりぶりざえもんを演じている。劇場版でぶりぶりざえもんを演じるのは今回が初めてということもあり、「ついに出させていただけるという感慨が大きかった」という。

 「いつか劇場版でも声をかけていただけるのかな?と期待していました。だから、ついに!という感慨が大きかったんです。ビジュアルにも結構大きく描いてあって、メインなの!?と驚きました。ぶりぶりざえもんは、基本的にしんちゃんとしか絡まないキャラクターです。ラクガキから生まれたキャラクターということもあり、普段は現実世界にはあまり出てきません。今回の劇場版は、意味のある形で現実世界に登場して、しんちゃん以外のキャラクターとも遭遇します。今までにない展開でびっくりしました」

 ぶりぶりざえもんは、声優を務めていた塩沢さんが2000年に亡くなって以降、せりふなしでの登場はあったが、2016年に神谷さんが声優を引き継ぐまでは、約16年にわたってしゃべらなかった。神谷さんは大役を引き継いだ当時を「プレッシャーがすごかった」と振り返る。

 「最初は楽しくなかったですよ。プレッシャーがすごかったので。16年間しゃべっていなかったキャラクターが急にしゃべりだす。大先輩の塩沢兼人さんが、担っていた役を任せていただけるのは、ありがたいけど、プレッシャーがありました。ただ、今の『しんちゃん』を見ている子供にとって、このぶりぶりざえもんが、ぶりぶりざえもんになりますし、僕が悩んでも仕方がない。ムトウユージ監督に『好きにやっていいよ』と背中を押していただいた。今となっては、プレッシャーはもちろんあるけど、楽しみの方が強いです。大人が子供に向けて真剣にアニメを作ることは、エネルギーがとても必要だけど、楽しいんですね。どうやったら楽しんでもらえるだろう?と考えています。最初は頭でっかちになって、兼人さんが……と考えていましたが、今の子供に向けて楽しくアプローチしよう!と考えるようになりました」

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September 05, 2020 at 04:10PM
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