これは実際に踏襲され、ステップ1として『収容数17000人以上のスタジアムは30%。17000人以下のスタジアムは50%』を9月30日まで継続する。
実際の具体例を見てみよう。9月16日のFC東京対大分戦(2-3)の試合後の公式記録の下段欄外には次のような但し書きがあった。
[備考]新型コロナウイルス感染予防対策のため、制限付き(入場者数上限「5000人以下」または収容率「50%以下」)での試合開催
それが9月19日の柏対広島戦(1-1)では次のように変わっていた。
[備考]新型コロナウイルス感染予防対策のため、制限付き(入場可能数の「50%以下」または入場可能数が「17,000人以上のスタジアムは30%以下」)での試合開催。※入場可能数や適用時期は主管クラブが決定
そして※の入場可能数の変更を裏付けるように、ステップ2では『入場者数の上限50%』への拡大が9月30日以降に可能になる。これは座席にすると1席空けての動員が可能になることを意味する。
そしてステップ3がステップ2に加えて『ビジター席の開放』だ。こちらの施行時期10月30日以降で、全クラブが実施できるよう目標日時に設定されている。
ところが会見で多くの記者が混乱した。というのもステップ2とステップ3が部分的に混同したからだ。
その理由として、スタジアムによって「50%にならないクラブもある」(藤村特命担当部長)こと。恐らく1席空けて座ったとしても1メートル以上の距離を取れないスタジアムがあるのだろう。他にも「『1メートル以上空けてもいいからビジター席にファンを入れたい』というクラブもあり、そういうクラブは30%でオーケー」(藤村特命担当部長)と、各クラブの事情により柔軟な対応を取ったからだ。
クラブによっては「雰囲気が壊れるからホームのサポーターしか入れたくない」というクラブもあったそうだ。雰囲気といっても、ほとんどは拍手なのだけれど……。そういえば、昨夜の味の素スタジアムでは、アウェーのサポーターの手拍子が禁止になっていた。
本来ならアウェーサポーターの入場そのものが禁止のはずだから、“優しい警告"といったところだろうか。
本題に戻ると、「ステップ2で、ビジターなしで上限50%か、1.5メートル(30%)でビジターを入れるか。50%とビジターは10月30日以降にできるようにしないといけない」というのが藤村特命担当部長の結論だった。
そして、こうした段階的な規制緩和を実現するためには、さらに多くのハードルが待ち構えている。これらについてはステップ2が施工される次週のコラムで紹介しよう。
【文・六川亨】1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた
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