日本相撲協会は9日、新型コロナウイルス陽性者、および濃厚接触の可能性があるとして、九重部屋、友綱部屋、宮城野部屋、荒汐部屋の全力士が大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)を全休すると発表した。関取が横綱白鵬ら15人で、幕下以下も含めると4部屋で計65人に上る。 8日に協会員878人に実施したPCR検査で、九重部屋の幕内千代翔馬と十両千代鳳、幕下以下2人の感染が判明。友綱部屋の幕下以下1人も陽性だった。宮城野部屋は5日に白鵬が、荒汐部屋では先月末に師匠を含む12人が陽性と判定されていた。 緊急事態宣言発令を受け、初場所は観客数の上限を5000人と定め、協会員の検査も急きょ実施。尾車事業部長(元大関琴風)は「もっと感染が広がっていれば開催中止もあり得た」と話し、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「見切り発車で開催していたら場所中にクラスターが発生しかねなかった」との見解を示した。 休場する4部屋の力士については、春場所番付の扱いは未定。集団感染が発生して昨年秋場所を全休した玉ノ井部屋の所属力士は、翌11月場所の番付を据え置く救済措置が取られた。 恒例の土俵祭も行われたが、力士は参加せず、八角理事長(元横綱北勝海)や審判部の親方衆らが土俵の安全を祈願した。
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