２８日、大阪・大東市のマンションの部屋で女性が殺害された事件で、ベランダにあるガラス戸の鍵の付近が割れていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
警察は、何者かがベランダから部屋に侵入し、女性を襲ったとみて捜査しています。
２８日、大東市のマンションの３階の部屋で、この部屋に住む大学４年生の吉岡桃七さん（２１）が頭を殴られるなどして殺害され、同じ時間帯に下の階の部屋で火事が起き４０代の住人と見られる男性が死亡しました。
警察は現場検証を行うとともに当時の状況を詳しく調べていますが、その後の調べで女性の部屋のベランダにあるガラス戸の鍵の付近が割れていたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
これまでの調べで、３階の女性の部屋と２階の部屋のベランダにはしごがかけられ、このはしごを使って下に降りる人物が目撃されていたことがわかっています。
このため警察は、何者かが、ベランダから部屋に侵入して女性を襲ったあと、はしごを使って現場から立ち去ったとみて捜査するとともに、２階の部屋の火事で死亡した男性について、身元の確認を進め、事件との関連を調べています。
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