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Tuesday, October 12, 2021

感覚過敏の子どもたち 特別な部屋で日本代表のサッカー観戦 |NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

音や光などに過敏に反応してしまう特性がある子どもたちが、12日夜、さいたま市で行われたサッカー日本代表の試合に招待され、明るすぎない照明と大きな音が遮ぎられる特別な部屋で試合を楽しみました。

この取り組みは、強い光や大きな音などに敏感に反応してしまう「感覚過敏」の特性がある子どもたちにも、安心してスタジアムで試合を楽しんでもらおうと、日本サッカー協会が行ったものです。
12日夜、さいたま市緑区の埼玉スタジアムで行われたワールドカップアジア最終予選の試合には、県内に住む4家族が招かれました。
観戦したのは、センサリールームと呼ばれる、照明の明るさを調整し音も遮られるよう施された特別な部屋で、パーテーションで区切られる中、子どもたちはリラックスした表情で過ごしていました。
全員、スタジアムでの観戦は初めてだということで、双眼鏡で選手たちの様子を見たり「がんばれ」などと声をあげたりして楽しんでいました。
参加した7歳の男の子は「試合を見られて楽しかったです」と話していました。
男の子の父親は「過ごしやすい空間を作ってもらい、子どもたちも安心してサッカーを見ることができて感謝しています。来て良かったです」と話していました。
日本サッカー協会の須原清貴専務理事は「いろいろな特徴を持っているお子さんにも、安心してサッカーを見てもらえる環境ができれば良い」と話していました。

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