対戦ゲームを競技として行う「ｅスポーツ」をクラス対抗で競い、校内ナンバーワンを決めるユニークなイベントが鹿児島情報高校で開かれました。
若者を中心に人気の「ｅスポーツ」は、対戦ゲームをスポーツ競技として行うもので、おととしからは国体の文化プログラムにもなっています。
全国的にも珍しい「ｅスポーツ部」がある鹿児島情報高校では、１７日一日授業を行わず、「ｅスポーツ」の校内のナンバーワンを決めるユニークなイベントが開かれました。
イベントはクラス対抗の形式で行われ、人気のサッカーゲームや格闘ゲームなど３つの部門に、およそ３０チームが出場しました。
このうちサッカーゲームの部では、決勝で３年生と２年生のクラスが対戦し、選手たちは得点の場面で雄たけびを上げるなど白熱した戦いを見せました。
教室に残った生徒たちも、コントローラーを巧みに操って戦うクラスメートに「頑張れ！」などと声援を送っていました。
サッカーゲームの部で優勝した２年生の武星弥さんは「実際にサッカーをやっているのですが、ｅスポーツもとても楽しかったです」と話していました。
また、格闘ゲームの部で優勝した３年生の上村朝陽さんは「教室に戻ったらクラスメートみんなに祝福されて、今までにない経験でとてもうれしかったです。コロナ禍で修学旅行がなくなってしまったので、よい思い出になりました」と話していました。
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