高知県は、県内で新たに８人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。
新たに感染が確認されたのは、１０歳未満から５０代の男女８人で、いずれも症状は軽いということです。
このうち、四万十市に住む２０代の中学校の教職員の男性は今月３日に発症したあと、５日から７日まで出勤していたということで、県は、この男性と接触のあった教職員と生徒合わせて１１人について検査しています。
また、安芸市の県立あき総合病院に勤める２０代の女性看護師も、感染が確認されました。
県は、接触した可能性がある病院の職員や患者など合わせて２３５人を対象に検査を行っていますが、これまでにほぼ全員が陰性だったことから、院内感染の可能性は低いとしています。
これで、高知県内で感染が確認されたのは４１９８人となりました。
また、９日に確認された感染者のうち、４人がデルタ株に感染している疑いがありますが、残りの４人については３人が検査中で、１人は自宅のある近畿地方に帰ったため、検査ができていないということです。
高知県は「全国的にオミクロン株が広がっている。県内はデルタ株の方が多いが、オミクロン株による第６波は目の前だと言えるので、今まで以上に感染対策を徹底してほしい」と呼びかけています。
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