●女子準々決勝
佐藤瞳（ミキハウス） 7,8,3 森田彩音（デンソー）
塩見真希（サンリツ） 2,11,6 竹本朋世（十六銀行）
井絢乃（中国電力） 6,7,8 松平志穂（サンリツ）
牛嶋星羅（昭和電工マテリアルズ） -8,4,6,10 菅澤柚花里（デンソー）
●女子準決勝
佐藤瞳 8,11,-7,10 塩見真希
井絢乃 9,-5,11,6 牛嶋星羅
●女子決勝
佐藤瞳 6,3,-9,9 井絢乃
女子シングルスは、招待選手の佐藤瞳（ミキハウス）が制し、昨年に続いてビッグトーナメント二連覇を果たした。
初戦となった準々決勝で森田をストレートで下し、上々をスタートを切ったが、準決勝では元ミキハウスのチームメートで互いに手の内を知る塩見に迫られる。しかし、持ち前のカットの安定感とバリエーションが増えた攻撃でここをしのぐと、決勝では井の強打をしのぎきり、堂々の連覇を達成した。
●佐藤瞳の優勝コメント
「今回はベンチコーチがいなくて一人で来たので、少し不安もありましたが、結果として優勝できたのは良かったと思います。
準決勝の塩見選手は、ついこの間までチームメートだったのでやりにくさとかありましたし、リードしていて追い付かれそうになって危ない場面もあったので、ちょっと苦しかったです。
（ベンチコーチがいない中で心掛けたことは）これというのはないんですけど、自分で考えなければいけないので、いつもよりは自分で判断して自分で決断して、というところをしっかりやろうと思っていました。
（参戦の理由は）試合もあまりないですし、日本リーグの選手と普段やる機会もなかなかないので良い機会にもなりますし、今回、福島県ということで被災された地域でもあるので、そこに来て自分のプレーを見せられたらいいなっていう思いで参加を決めました。明日の交流会も参加します。なかなか本当にない機会なので、こういうときに触れ合えたらと思います。
今のところ、7月あたりまで試合がないのですが、それまでに、今までの自分はこうだろうといういろんな選手からの想像を変えていけるような、『あれ（佐藤）なんか違うな』っていうような選手になれるように、この期間を頑張っていきます。
（具体的には）企業秘密です（笑）」
2位の井絢乃（中国電力）は準決勝で、今年の全日本で敗れた牛嶋に我慢のカット打ちでリベンジを果たしたが、佐藤のカットを打ち崩すまではいたらなかった。
3位には、優勝した佐藤をひやりとさせた塩見真希（サンリツ）と、変化の激しいカットで勝ち上がった牛嶋星羅（昭和電工マテリアルズ）が入った。
【ベスト8に入った選手】
森田彩音（デンソー）
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