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Monday, February 27, 2023

パナ実践10日間のプログラム公開 「未来の兆しカード」とは? - 日経クロストレンド

パナソニックデザインの挑戦 第3回

特集「パナソニックデザインの挑戦」の第3回目は、パナソニックグループが2021年から実行している「デザイン経営実践プロジェクト」について解説する。デザインや技術、ビジネスの各人材が支援チームを構成し、ファシリテーターとして各事業部門と推進。独自のメソッドを開発し、ワークショップの形式で一緒になって10年後の未来を構想している。

デザイン経営実践プロジェクトにおけるワークショップの風景。各事業部門のメンバーに加え、支援チームがファシリテーターとして参加している(写真提供/パナソニック ホールディングス)

デザイン経営実践プロジェクトにおけるワークショップの風景。各事業部門のメンバーに加え、支援チームがファシリテーターとして参加している(写真提供/パナソニック ホールディングス)

 一般的なデザイン経営は、デザインの考え方やデザイナーの発想法などを経営に取り入れる新たな経営手法を指す。色や形といった狭義のデザインというより、さまざまな課題を解決するなど広義のデザインを活用することで、イノベーションやブランディングなどに役立てる。パナソニックグループのデザイン経営実践プロジェクトは、未来を構想して起点とし、人間中心のサイクルを回し続けることで、実現したい未来に向けて、各事業部門の競争力を強化していくことが狙い。自社で独自開発したメソッドである。

●一般的なデザイン経営とパナソニック流の「デザイン経営」の違い

●一般的なデザイン経営とパナソニック流の「デザイン経営」の違い

自社の視点で未来を語ってはいけない

 支援チームがファシリテーターとなり、各事業部門と一緒になって10年後の未来を構想。そのときの各事業部門の役割は何か、どんな価値を提供できるのかを考えていく。新たな価値を議論し、そこから逆算して現状との差異を分析しながら今後の活動などを考えるという方式だ。

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