「はやぶさ２」２回目の着地でも石採取…１センチ近い石も - 読売新聞

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　宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ（ジャクサ））は２４日、探査機「はやぶさ２」のカプセルに、昨年７月に実施した小惑星リュウグウへの２回目の着地の際に採取した石を確認したと発表した。石はリュウグウの地中にあった物質の可能性もあり、今後詳しく調べる。

　カプセルには、試料を収める小箱が入っており、地表への着地ごとに採取した試料を分けるため、三つの部屋に区切られている。２回目の着地時の試料を収めた部屋を開けたところ、黒い石が多数入っており、１センチ・メートル近い大きなものもあった。

　ＪＡＸＡは２回目の着地に先立つ昨年４月、金属の塊をリュウグウに打ち込んで地中の物質を露出させた。今回の試料には、その地中物質が混じっている可能性があるという。

　小箱からは、１５日に開けた一つ目の部屋から、昨年２月の１回目の着地で採れた地表の石や砂粒が見つかっていた。

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