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Thursday, January 21, 2021

コロナ禍の新宿二丁目「白い部屋」 元キャストの復活にベテランの独立も - マイナビニュース

BSフジの特番枠『BSフジサタデースペシャル』(毎週土曜19:00~)では、あす23日に『ザ・ノンフィクション特別編「禍の中で この街は」』を放送する。

番組に登場するのは、LGBTが集う東京・新宿二丁目で、50年以上のもっとも長い歴史を持つショーパブ「白い部屋」。20代から70代までのキャストが華やかなショーを繰り広げ、浮世を忘れさせる華やかな空間は、半世紀にわたり、多くの客を魅了してきた。

この店を創業したのは73歳のコンチママ。この街の“生き字引”ともいえるコンチママは、18歳の時に大阪から上京し、新宿二丁目に流れ着いた。20歳の時に人に誘われて始めたのが「白い部屋」だ。

2020年、「白い部屋」とコンチママを新型コロナが襲った。2カ月半におよぶ休業の間、店の収入は途絶え赤字がかさみ、日給制のキャストの収入はゼロに。ママとキャストの間には心のすれ違いが生まれ、キャストの半分が店を辞めた。昼職に就く、自分で店を始めるなど、それぞれの道を歩き始めたのだ。一方、「白い部屋」は新人3人が加わり以前の賑わいが戻ってきた。

それから1カ月。コンチママは、20年以上前にキャストだった、真琴さんをチーママに迎えていた。同時に、ベテランキャストのかんたさんは、独立を決意したという。

しかし、市中では、第3波とされる感染拡大が。それでも、顔ぶれが大きく変わった「白い部屋」は、新たなショーを企画し、かき入れ時の年末を迎えようとしている。

新宿二丁目でコロナ禍を生きる人々の姿を、女優・松本まりかのナレーションで追っていく。

(C)フジテレビ

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