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今年10年目を迎え、木村洋太副社長が社長に就任した横浜DeNAベイスターズは、人々の意表を突くイベントがメディアによく取り上げられる人気球団。女性や子どものファンも多く、2019年シーズンには228万3524人という過去最高の観客動員数を記録した。
しかし、今日のような姿を確立するまでには様々な紆余曲折があった。それを明かしたのが、『ベイスターズ再建録 「継承と革新」その途上の10年』(二宮寿朗/双葉社)。本書には木村社長をはじめ、初代監督の中畑清氏やGMとしてチームの骨格を作った高田繁氏など、20人を超える球団職員が登場。トライ&エラーを繰り返し、球団再起の道を模索した日々を振り返る。
「お荷物球団」から唯一無二の人気球団になるまで
1998年のセ・リーグ優勝&日本一以降、ベイスターズの成績は低迷。横浜スタジアムには閑古鳥が鳴くようになり、2011年シーズンの観客動員数は年間110万人台と、12球団最低の数字を記録。「お荷物球団」という心無い言葉を言われることもあったという。
そんな時、マルハ(現:マルハニチロ)やTBSに代わり、IT企業であるDeNAがベイスターズの経営権を握ることに。世間的にも注目が集まったこの買収を、不安な気持ちで見ていたファンは多かった。
ところが、DeNAはこれまでにないユニークなイベントやサービスを次々と実行し、今まで球場に足を運ぶことがなかった人たちのハートを掴むことに成功。「客が集まらない」と陰口を叩かれていたスタジアムを10年で、チケットが取れないスタジアムへと変えた。
その裏には知られざる、熱い人間ドラマが。例えば、横浜の夏に欠かせない「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」。こうしたイベントは、「ベイスターズは何か面白いことをやる」というイメージを定着させたいという想いもあって実施され始めたものだったが、2013年には悲しい出来事が起こる。試合結果に満足できなかった一部の観客が、無料配布されたペンライトをグラウンドに投げ込んだのだ。
からの記事と詳細 ( 栄光も掴めず客席もまばら…。「最弱」とまで言われた横浜DeNAベイスターズが人気球団になるまで(ダ・ヴィンチニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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