近頃は涼しい日も少しずつ増えてきましたが、また夏本番のような暑さが戻って来るとの予報もあり、まだまだエアコン生活が続きそうな見込みです。 サーキュレーターをエアコンと併用する場合の正しい使い方 しかしそうなると気になってしまうのが、やはり電気代ではないでしょうか。 エアコンの欠かせない夏の電気代は、いつもよりも高くなりがちです。 そこで電気代節約のため、効果的とされているのがエアコンとサーキュレーターを併用する方法です。 サーキュレーターは、夏のエアコン代節約のほか、冬のエアコン代節約、湿気対策やウイルス対策等さまざまな場面で役立つ万能なアイテムであり、夏だけに限らず実は年間を通して活用できます。 今回はこのサーキュレーターの効果的な置き方や使い方についてご紹介します。
サーキュレーターと扇風機はどう違うのか
サーキュレーターも扇風機も、両者構造のよく似た送風アイテムです。 中央の羽が素早く回転することで風を送り出す仕組みとなっていて、外観もよく似ています。 しかし、サーキュレーターは空間の空気を攪拌(かくはん)・循環するために設計されたものであり、扇風機よりもコンパクトな作りであるのが一般的です。 扇風機のように広範囲に風が送り出されるのではなく直線的に出るようになっていて、風力も強く、そして送風距離も遠くまで届くような構造になっています。 さらに、上下左右、真上と広い可動範囲動で動かせるのもサーキュレーターならではの特徴です。 電気代についてはサーキュレーター、扇風機ともにほとんど差はないとされています。 しかしエアコン代の節約を目的に使用するのであれば、空気の攪拌・循環効果がより高く見込めるサーキュレーターのほうがよいと言えるでしょう。
サーキュレーター+エアコンのW使いでどれくらい節約できる?
エアコンの冷たい空気は下に、温かい空気は上流に滞留しやすい特性があるため、サーキュレーターを用いて空気を攪拌させることで、空間の温度差を減らすことが可能です。 ゆえに、冷房の場合使用前よりも高い温度設定で効率よく部屋を冷やすことができます。 アイリス暮らし便利ナビによると、エアコン単体で使用したときとサーキュレーター併用の場合、サーキュレーターを使用したときのほうが運転開始をしてから15分間で最大1.1度早く温度を下げられたとしています。(外気温32℃、エアコン27度設定の場合) エアコンのメーカーや種類によっても差はありますが、一般的に冷房の設定温度を1度上げると約10~13%(約70W)の節電になると言われています。 では、電気代で考えてみると具体的にどれぐらい変わってくるのでしょうか。 70Wを8時間消費した場合(1kWh=27.0円で計算)15.12円となり、1か月で約450円の節約となります。 そしてサーキュレーターの消費電力は最大でも21Wほどで、電気代で換算すると1時間あたり0.5円ほどとわずかです。 そのため、サーキュレーターを併用してエアコンの設定温度を1度上げれば、節約効果はあると言えるでしょう。
からの記事と詳細 ( サーキュレーターの効果的な使い方 エアコン代節約や部屋干し、ウイルス対策にも(マネーの達人) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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