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日本が生んだ、剛・速・美を競うドリフトレースの魅力を詰め込んだ映画『AIVEHOON アライブフーン』（6月10日公開）より、緊迫するレースシーン撮影でクラッシュしたD1車の大破からのスピード復活劇、野村周平らの笑顔があふれる撮影現場、俳優たちの迫力のリアルドライブ、さらには神業ペットボトル倒しまでを収めたメイキング映像が到着した。
【動画】映画『AIVEHOON アライブフーン』メイキング映像
本作は、解散の危機に瀕するドリフトチームが、内向的な性格から人付き合いは苦手だが、ゲームにだけは驚異的な才能を放つゲーマー・大羽紘一（野村）をスカウト。実車でもその力を発揮する紘一だったが、彼の前に生死をかけてレースに挑む者たちが立ちはだかる、というストーリー。
解禁されたメイキング映像は、紘一と絶対王者・小林総一郎（青柳翔）のドリフトチャンピオンを決める決戦のシーンから。エビスサーキットの南コースでナイター撮影を敢行。巨大クレーン、20台の撮影カメラに、さらにはドローンも飛ばして撮影に臨む撮影スタッフ陣の熱の入り様が垣間見える。
一大イベントともいえるこれからの撮影に、入念な準備をする野村、そして2021年度D1グランプリシリーズ2位を獲得した横井昌志選手にドライビングテクニックを指南してもらう青柳の姿も。そして、野村はTEAM ALiVEのシルビアS15に、青柳はD-maxシルビアS15に乗り込み、撮影がスタートする。
緊迫感を吹っ飛ばしスタートを切る2台のドリ車が、夜のコースを爆音と白煙を巻き上げ、猛スピードでコーナーへ突っ込んでいく。車載カメラでは爆速で走るが故の大迫力の車内映像を捉え、野村演じる紘一VS青柳演じる総一郎の鬼気迫る眼差しは、遥か遠くのゴールを見据える。さらに、車外では各所に設置された固定カメラに加え、ドローンでの上空からの映像と、あらゆる角度から今までに観たことのない激アツの手に汗握る映像を体感することができる。
監修の土屋圭市から、「今まで見たことのない究極の『ビタビタ』と『走りの美しさ』を」と要求されていた監督、スタッフ、そしてプロドライバーたちは、何度もテスト走行を繰り返す。ガチ本気で攻めるドライバーによるデッドヒートの究極の追走を求めて、土屋、監督の想像が確信に変わったその瞬間、横井選手のD-maxシルビア15がエビスの壁に激突、大破してしまう。
この瞬間エビスサーキットに居た全ての人は、「映画が終わった」と思ったらしい。しかし、そこから、名門D-maxチームの奇跡の修復劇と【ゾンビ横井】のニックネームを持つ不死鳥・横井昌志の「映画のような」深夜の爆速の復活劇が始まる。
そして映像は埠頭での撮影現場のシーンに移り変わり、グローブをはめ、紫のチェイサーに乗り込む野村は、満面の笑みを浮かべ、ワクワク感を止められない感じだが、いざ撮影がスタートすると、一瞬で紘一の表情へ。監督、スタッフがカメラチェックしている際にも、一緒にチェックするなど、車好きを公言するだけあって、自身のドライビングチェックにも余念がない。
さらに役者であることをすっかり忘れ、まるで子どものように自身の携帯で撮影しながらシルビアS15を駆る中村直樹選手の神業的なクラッシュシーンを見学する野村は、見たことないような笑顔を見せている。「毎日にっこにこで現場に行っていた」と言っていた野村の楽しさが映像からも伝わってくる。
そして、ヒロイン夏実を演じる吉川愛。元D1レディース3年連続チャンピオンの川久保澄花に指導してもらうも、楽しそうな吉川の笑顔が眩しいほど。「この2人、走るとすごいんです」と監督に言わしめた、吉川のスーパードリフトは劇場で観る楽しみの一つ。また、土屋アンナも怖いもの知らずと言ってもいいぐらいに、満面の笑顔＆ピースサインで現役ドリ車でエビスサーキットの南コースを満喫する姿が収められている。
オフショット的な映像が終了すると、激アツの神技ペットボトル倒しの撮影風景が映し出され、夕暮れの埠頭で何度もアタックし、1本、2本、3本と増えていくペットボトルを車のウイングでなぎ倒していく興奮は、劇場の大スクリーン＆大爆音で体感する価値ありだ。
からの記事と詳細 ( 撮影中にD1車がクラッシュ大破からのスピード復活劇「映画のような」メイキング映像｜秋田魁新報電子版 - 秋田魁新報電子版 )
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