Anneta Konstantinides/Insider
- 料理研究家アイナ・ガーテン氏のパスタ料理を作るのが好きな筆者は最近、ガーテン氏のペンネ・アラ・ウォッカのレシピに挑戦してみた。
- ガーテン氏のレシピではパスタソースをオーブンで焼く。これが豊かな風味を引き出してくれる。
- 見た目も美しく、筆者がこれまでに作ったパスタ料理の中でも一番美味しいレシピの1つだ。
アイナ・ガーテン氏の「レモンパスタ」を作って食べる筆者。
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コロナ禍で筆者が料理を頑張ってみようと思ったきっかけは「裸足の伯爵夫人」だった。アイナ・ガーテン氏の簡単かつ確実なレシピは、キッチンで何をどうしたらいいかよく分かっていなかった筆者に自信を与えてくれた。
あれから筆者はガーテン氏のレシピを何十種類と試してきた —— その数はパスタ料理だけでも10にのぼる。
筆者は毎月、新しいレシピに挑戦するのが好きで、今回は冬にぴったりな料理を探していた。そこでめぐり合ったのが、ガーテン氏の「ペンネ・アラ・ウォッカ」だ。
ガーテン氏は自身の料理番組『Barefoot Contessa』で、ニューヨークのイースト・ハンプトンにあるレストラン「Nick & Toni's」のペンネ・アラ・ヴェッキア・ベットラという料理が好きだと明かしている。
Nick & Toni'sの総料理長を長年務めているジョー・リアルミュート氏は、ガーテン氏にこの料理の作り方を紹介している。ガーテン氏のウェブサイトに掲載されているこのレシピをわたしも試してみたいと思った。
筆者の挑戦とその結果を報告する。
「ペンネ・アラ・ウォッカ」を作るのに必要な材料は、その多くが恐らくすでにキッチンにあるものだろう
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ガーテン氏の「ペンネ・アラ・ウォッカ」(4人分)を作るのに必要なのは:
- ペンネ 3/4ポンド(約340グラム)※ガーテン氏のお薦めはディ・チェコ
- 刻んだ玉ねぎ 2と1/2カップ
- 皮むきタイプのホールトマト缶 28オンス(約790グラム) ※水気を切っておく
- 刻んだにんにく 3片
- ウォッカ 1カップ
- 生クリーム 1カップ
- 削りたてのパルメザンチーズ 1/2カップ ※仕上げに使う分量は含まれていません
- オリーブオイル 1/4カップ
- フレッシュオレガノ 大さじ2 ※仕上げに使う分量は含まれていません
- ドライオレガノ 小さじ1と1/2
- 赤唐辛子のフレーク 小さじ1/2
まずは簡単な野菜の下準備から
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玉ねぎとにんにくを刻む。数分の作業だ。
ダッチオーブンにオリーブオイルを入れ、玉ねぎを炒める
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中火~弱火で5分ほど、玉ねぎが半透明になるまで炒める。
にんにく、ドライオレガノ、赤唐辛子のフレークを加える
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約1分、炒める。
ウォッカを入れる
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ガーテン氏は全体の量が半分になるまで、5~7分ぐつぐつ煮込むと指示している(筆者が作った時は5分くらいだった)。
トマト缶を入れる
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ガーテン氏の指示に従って、トマトは1個ずつ手でつぶして鍋に入れた。
塩コショウで味を調えたら、鍋に蓋をする
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塩は小さじ2、黒コショウは小さじ1/2だ。
約190度にセットしておいたオーブンに鍋を入れる
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このソースは1時間半焼かなければならないので、筆者は夕食の時間に合わせて余裕をもって作り始めた。
手早く作れる料理ではないが、待つ価値はある! わたしが保証する。
※鍋がオーブン対応であることを確認してから使用してください。
ソースの焼き上がりに合わせて、パスタの準備を始める
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湯をたっぷり沸かし、塩(大さじ2)と一緒にペンネを加える。アルデンテになるまで約10分ゆで、湯を切っておく。
オーブンから取り出したソースをブレンダーに移す
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ガーテン氏はブレンダーやフードプロセッサーを使って、ソースをなめらかなピューレ状にするよう指示している。
ソースをダッチオーブンに戻す
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塩(小さじ1)とコショウ(小さじ1/2)で味を調える。
フレッシュオレガノと生クリームを加える
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完成は近い!
ソースをかき混ぜると、色が変わっていくのが分かる
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ロサンゼルスにあるJon & Vinny's(キム・カーダシアンのお気に入り)で食べた伝説のウォッカパスタを思い起させる。
鍋の蓋を少しずらして閉じて、ぐつぐつ煮込む
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ガーテン氏は10分煮るようアドバイスしている。
ソースができたら、パスタを投入
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パスタを入れたら、さらに2分待つ。
鍋をコンロから外し、パルメザンチーズを入れて混ぜる
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実食!
仕上げにパルメザンチーズとフレッシュオレガノを振る… 惚れ惚れしてしまう
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間違いなく、これはわたしが今までに作ったパスタの中で一番美しいパスタだ。色鮮やかなソースは、我が家のダイニングテーブルの"スター"だ。フレッシュオレガノの色もいい。
口に入れてみると、味も今まで作ったパスタ料理の中で一番だ
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筆者は2021年5月からガーテン氏のパスタ料理のレシピを試してはランキングを更新してきたが、1位は断トツで「平日夜のボロネーゼ」だった。ところがこのペンネ・アラ・ウォッカをひと口食べたら、その考えは変わった。
ただただ素晴らしい。なめらかなソースはクリーミーなのに重くない。オーブンでじっくりトマトソースを焼いたことで、ソースに深みと複雑さがプラスされている。筆者はJon & Vinny'sのものより好きかもしれない。ガーテン氏のガーリックトーストを付ければ良かった!
ガーテン氏の「ペンネ・アラ・ウォッカ」は冬にぴったりの簡単な料理だ
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オーブンでソースを焼くのにちょっと時間はかかるものの、作り方自体は複雑ではない。下準備も含めて簡単な作業でできるのに、見た目も素晴らしい。
年末年始に美味しい料理で家族や友人をあっと言わせなければならない人にも、寒さが増す中でホッと気分が安らぐような一皿を作りたい人にも、このパスタ料理を超えるものはないだろう。
からの記事と詳細 ( 今まで作った中で一番美味しい! 料理研究家アイナ・ガーテン氏の「ペンネ・アラ・ウォッカ」を作ってみた - Business Insider Japan )
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