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Tuesday, April 4, 2023

網走の能取湖でホタテ稚貝大量死 今年度の生産計画量の9割|NHK ... - nhk.or.jp

ホタテの稚貝を育成している網走市の能取湖で、大量の稚貝が死んでいることが分かりました。被害額はおよそ7億円に上るとみられ、今後、出荷先の水揚げにも影響が広がることが懸念されています。

網走市の能取湖では毎年9月にホタテの稚貝が入った養殖かごを湖に沈めて越冬させ、翌年の春に引き揚げて稚貝を放流する道内の産地に出荷しています。
西網走漁協によりますと、能取湖では先月下旬、養殖かごの中で大量の稚貝が死んでいるのが見つかり、これまでにおよそ1億8000万粒の被害が確認されたということです。
これは漁協が今年度計画していた生産量の9割にあたり、被害額はおよそ7億円に上ると見込んでいます。
網走水産試験場では稚貝や湖の水の検査を行っていますが、これまでのところ原因は分かっていないということです。
西網走漁協ホタテ部会の國分隼人副部会長は「現在進行形で弱っているホタテもいて影響は大きい。今までに経験したことがない事態なので、今後の対応も含めて先が読めない状況です」と話していました。
網走市や西網走漁協では対策本部を設置し、今後の漁業者支援や死んだ稚貝の処理方法などを検討することにしています。
一方、今回被害があった稚貝は紋別地方の漁協に出荷する計画だったということで、今後の水揚げにも影響が広がることが懸念されています。

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