静岡県熱海市で大規模な土石流が発生してから１年１か月となる３日、警察はいまも行方がわからない１人を捜すため土砂が流れ込んだ港の周辺などで捜索を行っています。
去年７月３日、熱海市伊豆山地区で発生した大規模な土石流の被害では、これまでに災害関連死も含めて２７人が亡くなり、いまも太田和子さんの行方がわかっていません。
土石流が川を下って流れ込んだ伊豆山港には警察の捜索隊およそ６０人が集まり、住宅が流された現場に向かって黙とうをささげたあと、港やその周辺の捜索を始めました。
隊員たちは波消しブロックの上を歩きながら隙間をのぞき込んだり、ドローンを使って上空から見た映像を確認したりする作業を行っていました。
さらに、潜水士４人が海の中に入って海底を入念に捜索していました。
静岡県警察本部の高橋誠警備部長は「今までに見たところでも環境の変化によってさまざまな変化があるので今一度見直している。行方がわからない１人を必ず見つけ出すという強い覚悟を持って捜索にあたっていく」と話していました。
３日の捜索は午後３時ごろまで行われます。
からの記事と詳細 ( 熱海土石流から１年１か月 警察が行方不明者の一斉捜索｜NHK 静岡県のニュース - nhk.or.jp )
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