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Monday, December 5, 2022

榊原郁恵、長男・裕太と涙見せず気丈に会見 「渡辺徹は偉大だったんだな」 棺には「山盛りご飯」納める - サンスポ

会見に臨む榊原郁恵(右)と渡辺裕太=(撮影・中井誠)

先月28日に敗血症のため死去した俳優、渡辺徹さん(享年61)の妻でタレント、榊原郁恵(63)が5日、長男で俳優、渡辺裕太(33)と東京都内で会見を開き、夫への思いを語った。訃報後初めて公の場に姿を見せた2人は同日に家族葬を終えたと報告。郁恵は棺の中に山盛りのご飯を入れたと明かすなど、常に周囲を笑顔にする故人のように笑いを交えながら気丈に対応。最後まで涙を流すことなく「感謝しかないです」と言葉を贈った。

故人の人柄を表すように温かい雰囲気に包まれた会見だった。

「本日は足元の悪い中、世の中がサッカーで盛り上がっている中、渡辺徹のことでお集まりいただいたこと、家族としてすごくうれしいです」。2日に訃報が伝えられてから初めて公の場に姿を見せた郁恵。4日に通夜、5日に葬儀を終えたことを伝えた喪主の裕太に続けて気丈にあいさつし、多くの悼む声に「渡辺徹という人は偉大だったんだなと思える瞬間でした」と頭を下げた。

徹さんは11月20日に発熱や腹痛を訴え、緊急入院。亡くなる3日前に初めて病院に訪れた裕太は「顔色が変わっていて、今までにないぐらいしんどそうだった」と告白。夫を食生活から支えていた郁恵は、徹さんが何度も病を乗り越えてきただけに「不死鳥のような人なので、覚悟より最後まで希望を持とうと思った」と振り返った。

最後の会話は、体調の異変に気付いた次男と病院に送ったときで、「私が間違えて救急車が入るところに止めてしまって『降りてお父さん。歩いていって』といつも通り雑な扱いでした」と明るく説明。家族葬では祭壇をバックに写真を撮ったといい、「不謹慎ですがみんな笑っていて。これからも思い出す度に泣き笑いすると思う」としみじみ。「皆さんに渡辺徹という人を忘れないでもらいたいし、『マヨネーズ好きだったよね』とか語り合ってほしい。私たちもあの人が喜んでくれるようにしゃべり続けていきたい」と誓った。

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